出版社内容情報
いまから500年以上前にヨーロッパ人に征服されたラテンアメリカでは、ヨーロッパ人、先住民インディオ、そしてアフリカから奴隷としてつれてこられた黒人の文化がまざりあい、全く新しい文化が創りだされた。ヨーロッパでは春を迎えるお祭りだったカーニバルも、インディオの風習やアフリカのリズムをとりいれて、明るく元気いっぱいのラテンのカーニバルとして生まれ変わり、各地で個性豊かに花開いた。
内容説明
カーニバルは、ブラジルだけじゃない!各地で個性豊かに花開いたカーニバル。
著者等紹介
白根全[シラネゼン]
東京生まれ。青山学院大学卒業。日本で唯一、世界中でも二人しかいないカーニバル評論家。ラテン系写真家。高校時代から世界の辺境一人旅を始め、フォトジャーナリストとして現在までに訪れた国は7大陸、140カ国超。仕事(取材調査撮影録音渉外観察記録編集企画など)、その他(探検冒険踏破潜入縦断横断登攀潜伏沈没釣魚暇潰しなど)、さまざまな理由で現地に入り浸っている。地平線会同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
1
カーニバルは元々ヨーロッパで行われたキリスト教のお祭り。冬の悪魔を追い払い、豊作を祈るため、春に行われる。ラテンアメリカでインディオの風習やアフリカの黒人のリズムと混ざり今のラテンのカーニバルとなった。カーニバルではインディオが白人の真似をしても許されているなど、人種を超えたつながりを感じることができるのがこのお祭りだ。南アメリカ各国のカーニバルをたっぷりの写真で紹介している。2024/03/12
てぃうり
1
そうだそうだ!けんかも戦争もやめて、みんなカーニバルに集まろう!いつか行ってみたいのはトリニダード・トバゴ。2023/09/23
食パン
0
小32024/03/07
NOYUKI
0
リオのカーニバルが元かと思ってた。なかなか重い歴史があるお祭りなんだな。豊富な写真で華やかな絵本になってるけど。2023/11/06