出版社内容情報
秋の林はどんぐりでいっぱいです。茶色いどんぐり、緑色のどんぐり、帽子をかぶったどんぐり……。どんぐりの宝物、たくさん拾って、おうちのびんの中に入れていたら、いつのまにか穴があき、むしが出てきました。そっとなでると、むしはどんぐりみたいにころころ転がりました! ぴかぴかのどんぐりと愛らしい“どんぐりころころむし”が、子どもたちを秋の林へと誘います。
内容説明
どんぐりにあなをあけたのは、だれ?3才~5才むき。
著者等紹介
澤口たまみ[サワグチタマミ]
岩手県生まれ。岩手大学農学部で応用昆虫学を専攻、修士課程修了。著書に『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社・第38回日本エッセイストクラブ賞受賞)などがある
たしろちさと[タシロチサト]
東京都生まれ。大学で経済学を学んだ後、4年間の会社勤めを経て絵本の制作をはじめる。第21回プラティスラヴァ世界絵本原画展入選。『5ひきのすてきなねずみひっこしだいさくせん』(ほるぷ出版)で第16回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
32
!!!( ゚д゚)ハッ!!!!この穴は!?もしかして、もしかすると、そうなの〜!?!? はい、そうでした😊かわいい虫さんがこんにちは〜 する絵本でした。絵本だからかわいらしく感じられるけど、何日も気づかれず息子のポケットの中で動き回っているとか想像するとちょっとね( ˊᵕˋ ;)💦だからわが家では速攻ポケット裏返しの技を駆使しております。そして、どんぐりは冷凍庫へ...(-人-) 幼いお子さんにもどんぐりのことが親しみよくわかる自然科学絵本です。 7歳2022/12/13
ほんわか・かめ
27
ちゃんと元の場所(どんぐりを拾った場所)に戻してあげててよかった。小3男子が透明のビニール袋にいっぱいのどんぐりを入れていて、「いっぱい集めたねー!」と言ったら「どんぐり虫もいっぱいおるばい!」と。うっかり近づいて見るところだったよ😱というか、図書室に持ち込むの禁止!(笑) この本を読んだあとだったら、元の場所に帰してあげてねと言えたのに。〈2022/福音館書店〉2022/12/11
ゆっき
23
タイトルの可愛さに惹かれて借りた絵本。虫が苦手なのでこの絵本は大失敗。でも子供が小さいときによく一緒に拾ってたなと思い出すことができました。2022/12/08
しぃ
19
分かってはいたけどあんまり気持ちのいい題材じゃなかった。いっぱい出てくると…ちょっと……でも子どもたちは興味深い様子でした。いつもどんぐり拾っても部屋の中には入れるなと母が言ってる意味は分かってくれたかしら。2023/09/17
ヒラP@ehon.gohon
14
林でドングリを拾い集めると、確かに穴のあいているものを目にします。 本当に穴があいているような絵に、引き寄せられて手に取りました。 秋にピッタリのドングリ絵本です。 ドングリな中にいた小さなイモムシの紹介も良かったと思います。 ただ、イモムシの正体について、成虫の写真なり解説なりがあった方が良かったと思います。2024/10/16