出版社内容情報
せかいいちどうながのダックスフント、プレッツェルには妻のグレタと5匹のこどもがいます。プレッツェルは、りっぱなおとうさんになろうと奮闘するのですが、得意げになりがちでおっちょこちょいなプレッツェル、いつもうまくいくとはかぎらないようで……。プレッツェルシリーズの新作はショートコミックスタイル。「プレッツェルとふうせん」ほか、魅力いっぱいのタイトルを、初邦訳にてお届けします。
内容説明
1978年の刊行後、40年以上にわたり愛されてきた『どうながのプレッツェル』には、幻の続編がありました。そこに描かれていたのは、せいいっぱい子育てするお父さんのプレッツェルとお母さんのグレタでした。「おさるのジョージ」シリーズなどでもおなじみのレイ夫妻による、世界一どうながのダックスフントファミリーを心ゆくまでお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
227
マーグレット・レイ 文、H・A・レイ 絵。世界一胴長のダックスフントのプレッツェルのお話が、見開き2ページ完結の掌編で12話。いずれもネタは胴長。お話は、今からすれば愚にもつかないと言えばそうだし、平和になった※世の中を謳歌していると言えばまたそうだ。絵はアメリカ漫画のタッチに近いが、時代を考慮するとカラフルで斬新なところもありそうだ。※本書のアメリカでの初版刊行は1946年。第2次大戦終結の翌年である。日本では、その頃はまさに焼け跡・闇市の時代。彼我の差は歴然。2025/03/20
ヒラP@ehon.gohon
24
「どうながのプレッツェル」の主役プレッツェルがどんな犬なのか、ユーモラスに紹介している楽しい絵本です。 お話というよりもガイドブックの体で、あっさりし過ぎ感は否めません。 それぞれの項にあるエピソードを膨らませれば、もっと楽しくなると思うのですが。2023/07/02
ツキノ
17
【初邦訳】2023年4月発行。おとうさんのプレッツェルが活躍。おくさんのグレタ、5匹の子犬たちとの愉快なくらし。プレッツェル、失敗多し。漫画形式で描かれている。最初に家族の紹介があり「みなさんが、もっとプレッツェルのことをしりたければ…」「…ページをめくってくださいんね!」と、子犬たちがほんのページをめくろうとしているのがたまらない。フォントもとても好き。【191】2023/09/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
『どうながのプレッツェル』 https://bookmeter.com/books/495751 のその後。奥さんのグレタと5匹(ポリー・ペニー・パット・ピート・パック)のの子どもたちの家族が出来てました。『 プレッツェルとねこ / プレッツェルとゆきあそび / プレッツェルとりす / プレッツェルとうさぎ / プレッツェルとふうせん / プレッツェルとさかな / びしょぬれプレッツェル / プレッツェルのおかいもの / プレッツェルえをかざる / はしになったプレッツェル →2023/05/25
遠い日
6
『どうながのプレッツェル』の続編。コマ割りの漫画で描く、プレッツェルと五つ子たちの楽しい日々。奥さんのグレタもやさしいママになっています。いろいろやらかしてしまうプレッツェルですが、温かな目で見てくれる家族に囲まれて幸せそうですよ。2023/05/26