出版社内容情報
おいしいジャムを作ろうと、ばばばあちゃんは野いちご摘みに出かけます。かごいっぱいに摘んで帰る道々、「ちょっと一粒」とつまみはじめたら、あれあれ、いちごはどんどんなくなって……。でも心配はご無用。明くる日、子いぬや子ねこや森の動物たちも一緒に、にぎやかに野いちご摘みにいって、もっといっぱい摘みましたよ。
著者等紹介
さとうわきこ[サトウワキコ]
東京都生まれ。児童出版美術家連盟所属。絵本『とりかえっこ』(ポプラ社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。現在は長野県の岡谷市と八ヶ岳で「小さな絵本美術館」を主宰しながら、絵本の創作に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
15
のいちごつみに、一人で出掛けたばばばあちゃんは…。子供たちも、ばばばあちゃんもマイペース、怒らないおおらかさが良い。2023/03/02
雨巫女。
15
《本屋》野苺つみ楽しいだろうなあ。やりたいなあ。食べたいなあ。2022/03/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
1年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元の絵本などを紹介。ばばばあちゃんのシリーズから1冊、その他の紹介本から1冊借りれるようにしました。ちょっと季節は違うけれど、野いちご(木いちごとこの辺では言ってます)は食べたことのある子も多かったです。指が真っ赤になっちゃうんだよね、と盛り上がりました。2023/12/15
ヨシ
8
ばばはあちゃんシリーズ。のいちごをたくさんつんでジャムを作ろうとしたばばはあちゃん。でも家に帰るまでの間に、森のみんなが味見でパクり、もひとつパクり…予想通りほとんどなくなったかごを見たばばはあちゃんの行動は予想外。ばばはあちゃん良いなぁ〜。2025/01/06
遠い日
7
ばばばあちゃんの絵本シリーズ。人間のスケールがでかいばばばあちゃん。子どもたちとたくさん読みました。今回は野いちご摘み。みんなはいったん断ったくせに、やっぱり野いちご、大好きで、ぱくぱくつまみ食い。でも、それを叱ったりしないところがばばばあちゃんのいいところ。「また明日摘みに行けばいいさ」とサバサバしたもの。春のお話、楽しいです。2022/04/22