感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
154
そこに目があると意志を感じる。森の木陰にいくつの目があるのかな。それはきっと、やさしい目、怯える目。鋭い目、眠っている目。何を考えている目なのかな。人間を見つめる目もあるのかな。見つめられると気になってしまう視線。触れられていないのに感じる視線。何かを発しているのかな。不思議だね。もりはみている。いつもみている。風が吹けば一瞬ざわめいて、すぐに静かな森に戻っていく。数え切れないほどの生命がここに棲んでいるけれど。自然界に近づくほど、目で見えるものを超えた感覚を必要とする。私たちから退化しているその能力を。2025/02/26
momogaga
53
【おとなこそ絵本】さまざまな森の動物たちを見ながら考えさせられました。かっては人間も森の動物たちと共生していたのに。人類の未来を考えるだけで無く、森の動物たちのことも真剣に考えなければいけない。2021/10/31
とよぽん
52
前回は司書さんの読み聞かせで。今、改めて再読してみると、写真の美しさが際立っていると感じた。あかりすの真っ黒な瞳が愛らしい。正面から撮ったごじゅうからのまなざし、こぐまのきょうだい、母ぐま、となかい・・・「もりは しずまりかえり なにも しゃべらないけれど」2024/08/31
とよぽん
50
図書館の読み聞かせで。司書さんの読みがとても良かった。緯度の高い北米の森林、過酷な自然の中でいろいろな動物が獲物や空や仲間をじっと見ている。写真絵本の長所を感じた。2022/08/07
たまきら
37
新刊コーナーから。美しい写真と言葉に「素敵な本だねえ…♡」と娘とうっとり。本当に森は様々な気配に満ちていて、時々怖いけど、本当に気高く、体から赤が落ちていくような気持ちになるよね~。2021/12/16
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