感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
83
科学読み物。音読したら20分。著者はウェッデルアザラシの研究者。アザラシにデータロガーをつけ、その泳ぎ方やどこまで深く潜っているかの調査をしている。結果、地上では想像できないアザラシの生態がわかった。ペンギンやクジラも同様の調査を行い、比較する。海の中の生きものの生態はいまだ謎が多い。日々調査方法は進化しているので、これからの新発見に期待がもてる。▽中学国語でバイオロギングの題材があるので紹介したい。2021/02/19
魚京童!
18
動物ってすごいよね。人間はもっとすごいよね。どこまで行くのかな。きっといまも宇宙人からデータロガーをつけられて観察されてるよね。人間って我々と同じようにデータロガーをつけるくらいの知力はあるんだなって言われて絵本になってるんだと思う。2021/01/10
ほんわか・かめ
16
東京書籍小5国語採用文。バイオロギングによってわかった海の中のくらし。クジラやペンギンは獲物を捕るために潜るが、無呼吸で海面に戻ってくるまでの力を残しておかなくてはならない。そのために泳ぐスピードに違いがあることを発見。バイオロギングは日本で開発され名付けられた手法。〈2020〉2023/04/26
おはなし会 芽ぶっく
11
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 バイオロギングという方法(生きものに小型の記録計をつける)により海の中での生きものたちの様子が分かるようになってきた。自分の目では見ることができない深い世界を見ることができる絵本。2023/05/02
NakaTaka
9
海をすいすい泳ぐ生き物達。その生態を研究するため世界中に出かけていく著者。アザラシ、ペンギン、クジラを主な例として、泳ぐ深さやスピード。体が大きければ速く泳ぐというわけではないのだね。2021/07/15