福音館文庫<br> まく子

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福音館文庫
まく子

  • 西加奈子
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 福音館書店(2019/02発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834084436
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0293

出版社内容情報

その少女には、とてつもなく大きな秘密があった。
西加奈子、直木賞受賞後初の書き下ろし。
誰しもに訪れる「奇跡」の物語。

小さな温泉街に住む小学五年生の「ぼく」は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしく、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがやってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「撒く」ことが大好きで、そして、彼女には秘密があった。信じること、与えること、受け入れること、そして変わっていくこと……。これは、誰しもに訪れる「奇跡」の物語。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

90
地縁の深い温泉集落を舞台に、大人になりたくない小五男子と、美少女転校生の交流を描いた作品です。うるわしいお子たちと、風変わりな大人らの日々は、「さくら」、「円卓」「漁港の肉子ちゃん」と同様、西加奈子節炸裂なのですが、他の作品と比べて登場人物のトンガリ度が少ないのが残念。水やら土やらを撒くのが大好きな魅力的で不思議な転校生のヒミツは…あれれ、そっちかい!となります。童話的であり、テツガツ的でもある…かな。大人になることや人を信じることの意味を問うているのだろうけど、もやっとした感じが残ってしまいました。2022/04/15

ふじさん

66
小さな温泉町に住む慧少年を主人公にしたほろ苦い青春ドラマ。大人になるにはまだ早い少年が悩みながらも、突然転校してきたコズエと出会い成長していく姿がいい、後半のSFまがいの話も何かほのぼのとして温かい。西加奈子の子どもを扱った作品は、「円卓」もそうだが子どもの心理描写が巧みだ。 2020/10/11

水色系

54
西加奈子さん、相変わらずパワーみなぎるストーリー展開だな。慧が成長するのが、死ぬのがこわいと言ってたその気持ち、大人になった今になって、わかるなあと思う(成長の最中は、給食がイヤだとか体育がイヤだとかそんな感じで、自分の内部の変化に目が向いていなかったのかなと今になって思う)。2023/05/21

Kazuko Ohta

53
西加奈子に対する私の印象は「わかりやすい今村夏子」。そして西加奈子を読むとなぜかいつも、漫画家マルジャン・サトラピの映画『ペルセポリス』を思い出します。たぶんふたりともイラン生まれだというだけなのでしょうけれど(笑)。「まく子」は「何でも撒く子」でしたか。放火事件後の意外な人の登場にウルリ。そうそう、大人だって、パニックになって笑ってしまうことがあるんだよ。みんなきっと少しずつポーカーフェイスを覚えてゆくけれど、感情をそのまま顔に出したっていいときもある。「うっかり素直になれる」、そんな相手に出会いたい。2021/01/22

Junichi Yamaguchi

49
『人間が永遠を作ったのかもしれない』… きっと、使い古されたテーマなのかもしれない。 鎖国化されている町に舞い降りた、かぐや姫といったところかな⁈ しかし、一筋縄ではいかせないのが、加奈子さん。 彼女が振り撒くスパイスが味も香りも初めて出会ったテーマのように感じさせる。タイトルの意味にもまた、痺れる。。2019/03/22

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