出版社内容情報
ある家のおしいれに、おしいれじいさんがこっそり住んでいます。おしいれじいさんは人間が眠る夜になると起きだし遊びはじめます。ある家のおしいれに、魚の姿をしたおしいれじいさんがこっそり住んでいます。おしいれじいさんは、人間が眠る夜になると起きだし、おしいれの中で、おでこのライトをつけて遊びはじめます。おしいれの中にある使われなくなった道具やおもちゃは、じいさんのお気に入りの遊び道具です。人間が起きてくる朝まで、今晩はなにをして遊ぶのでしょう? 日常の延長線上にあるふしぎな世界を描いた作品です。
尾崎玄一郎[オザキゲンイチロウ]
著・文・その他
尾崎由紀奈[オザキユキナ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
262
尾崎玄一郎・尾崎由紀奈の共作。お話は、おしいれに隠れ住むおしいれじいさんが、釣竿を見つけて、それで次々といろんなものを釣り上げて…というもの。主人公のおしいれじいさんの絵はかなり奇妙。こんなのが押し入れに住んでることが知れたら、子どもたちは怖がって近づかないのでは…。主人公のみならず、絵はいずれも結構グロテスク。絵本としての人気のほどはどうなのだろう。2024/07/29
たまきら
36
読み友さんから、表紙のインパクトに釣られて。娘さん、表紙のインパクトに釣られて早速一人で読み始め・・・「なんなんだ!?」お話の中でも色々釣られていた・・・。子供によっては怖く感じるかもしれない・・・。2020/01/09
たーちゃん
22
息子は「押し入れには大きな魚いないのねー。海か川に行かないと」と言っていました。2022/08/27
こゆ
18
小2と。人間のおうちの押し入れに住むおしいれじいさん。人間の布団をベッドとし、人間が布団を使う時間は夜な夜な押し入れ内で遊んで暮らしている。ある日、釣り竿をみつけたおしいれじいさんは自分も大物を釣りたいと思いー。これは面白い。自分を釣ってしまうというオチだと予想したが、そうきたか。おしいれじいさんの毎日がなんだか楽しそう。チョウチンアンコウにしか見えないが、そこは明かされない。笑2021/04/14
魚京童!
18
さかながいただけない。きもちのわるいこの感じでほんとうにおじさんにしたらもっと恐怖だった。怖いよね。おしいれが見れなくなる。そんなことをしてほしかった。残念だ。ちょうちんあんこうでこいのぼりを釣るって話の面白さが理解できない。どこが良いのだろうね。もっとやりようがある。それに挑戦してほしかった。無難に終わらせるなんて許せない!2020/07/05