ぼくのもものき

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784834083286
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

ベランダでも「もも」が育てられる! 「もものき」を買ってもらった男の子が、開花から結実までを見まもります。最後はもちろん…?春、男の子が園芸店で「もものき」を買ってもらい、マンションのベランダで育てるところからお話は始まります。だいすきなももを食べられる日が待ち遠しい男の子は、毎朝、ベランダの「ぼくのもものき」を見にいきます。やがて花が咲き、受粉のお手伝いをし、ももの赤ちゃんが生まれ、しだいに大きくなっていくのですが、はらはらすることも経験します。最後はもちろん…いただきます!

広野多珂子[ヒロノタカコ]
広野多珂子 1947年、愛知県に生まれる。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルテスで美術を学ぶ。帰国後、児童書の世界に入る。絵本の作品に『ねぼすけスーザのおかいもの』などの「ねぼすけスーザ」シリーズ、『ぞうきばやしのすもうたいかい』『ピーテル、はないちばへ』『おひさまいろのきもの』『ハートのはっぱ かたばみ』(以上、福音館書店)、『ようこそ こいぬレキのにわへ』(教育画劇)、などがある。さし絵の作品には、『魔女の宅急便その2』(福音館書店)、『アキンボとライオン』などの「アキンボ」シリーズ、『ぼくのクジラ』(以上、文研出版)、『おかえり! 盲導犬ビーン』(佼成出版社)などがある。児童書以外の著書には『テンダーおばあさんと描く やさしい花のペン画』(日貿出版社)がある。千葉県在住。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

31
小学生には食育・ちしき絵本としても使える、挿し絵もストーリーもとてもいい絵本です。ももの苗木を買ったぼくが、ベランダで大切に育てながら、実を収穫する日を心待ちにする気持ちが丁寧に描かれている。収穫までの長い道のりの途中、虫食いにやられたり、天候に邪魔されたり、大切にするあまり腐らせてしまったり…ぼくの落胆と悔しい気持ちに共感。いのちあるものを『育てる』ことへの難しさを痛感すると同時に、楽しさや喜び、感謝の気持ちも味わえる。2019/05/09

バニラ風味

25
男の子が、お母さんと一緒に、もものきの苗を育てます。もものきをよく観察し、ももの実への期待をふくらませる毎日は、読んでいる方もわくわくします。たとえ、思ったような結果にならなくても、また来年があるよ。お父さんが描かれていないので、母子家庭なのかな、とちょっと気になりました。植物を育てる楽しみを感じる絵本です。植物も人物も、心を込めて丁寧に描いたことが、よくわかります。2017/06/14

たーちゃん

24
桃の木を買った男の子とお母さん。一生懸命育ててやっと出来て食べた桃の美味しそうなこと。自分で育てたってことで美味しさが倍増ですね。息子も読み終わってから早速「桃育てよう!」と言っていました。2021/07/22

anne@灯れ松明の火

23
遠い方の新着棚で。マンションのベランダで、桃の木を鉢に植えて育て始めた親子。植物を育てる楽しさと難しさが描かれる。スムースに、成功しないところがかえっていいと思う。絵は精密で、美しい。本筋には関係ないが、「この親子は二人暮らしなのかな? 父親はいないのかなあ」とどうでもいいことが気になった。2017/03/19

HIRO1970

21
子供の本。2019/04/22

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