出版社内容情報
日本の子どもたちのあいだで長いあいだ愛されてきたあそびを集めた1冊。お家の中でも外でも楽しめるあそびが満載です。日本の子どもたちのあいだで愛されてきたあそびを集めた1冊。「草花や木の実のあそび」「いろいろ工作のあそび」など、お家の中でも外でも楽しめるあそびが満載です。1967年に出版された『日本伝承のあそび読本』より選りすぐったあそびと、今の子どもたちこそ楽しめるあそびを、オールカラーで描き下ろしました。『だるまちゃんとてんぐちゃん』など「だるまちゃん」シリーズでおなじみのキャラクターたちも登場します。
加古里子[カコサトシ]
加古里子 1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事する。作品に「だるまちゃん」シリーズ、『かわ』『ゆきのひ』『とこちゃんは どこ』『マリョーシカちゃん』『はははのはなし』『あなたのいえ わたしのいえ』『海』『地球』『宇宙』『人間』『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』(以上福音館書店)「からすのパンやさん」シリーズ(偕成社)など600冊にのぼる児童書のほか、『加古里子 絵本への道』(福音館書店)『伝承遊び考』(全4巻・小峰書店)など著書多数。福井県越前市に「かこさとし ふるさと絵本館 ?(らく)」がある。工学博士。技術士。神奈川県在住。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こふみ
25
「昔の遊びの本を」と一年生の先生からのリクエスト。勤務先の図書室には 該当する本が少なく、 市の図書館で借りてきました。だるまちゃんとてんぐちゃんが楽しそうに遊ぶ挿し絵も微笑ましくて 勤務校に購入を検討中。2022/01/05
いろ
19
母(私)が子供の頃,加古里子さん本「日本伝承のあそび読本」が親本棚にあり,時々手にして眺めたり,参考に遊びまくったりした大好き本だった。図書館新刊コーナーで,その本によく似た内容のこの本を見つけ,懐かしくて懐かしくて!思わずお持ち帰り。サイズ小さいなりに,昔より少し大きくなり左綴じに変わってるし,カラー本で小さな文字にも全ルビ付。より親しみやすく楽しめるように変身してる♪~と1人笑顔になった。自然や身近なものを使ったり,日常生活でちょこっと遊べる懐かしい遊びの数々。でも,9歳男児の感想は「ふつー。」2017/04/14
わむう
17
低学年児童が大好きなだるまちゃんが昔遊びを教えてくれます。絵描き歌も1つ1つ丁寧に書いてくれている。そのほか紙、手指、野原遊び、家の中にある物を使って野原遊びを沢山紹介。ミカンの皮で蛸を作るのをお正月親戚の子に教えてあげよう。2017/06/04
志
14
昔ながらの伝承あそびが、かわいらしいかこさとしさんの絵とともに紹介されています。草花や紙、タオルなど身近な材料を使うものばかりです。「おもちゃ」がなくてもこんなにいろいろ遊べるんだった、と思い出させてくれます。手元においておきたいです。2017/02/27
猪子
7
私たちの世代がきちんと伝えていかないと、きっと廃れてしまうであろう伝承の遊び。道端にある草花やシンプルな紙やひも、身一つでできる遊びなど ここに載っているのは素朴な遊びばかり。YouTubeに慣れ親しんでいる今の子供では物足りなく思うかもしれないけど、こういう遊びも伝えていきたいなと改めて思った。2019/01/04