出版社内容情報
貧乏なおばあさんが金貨の入った壺を見つけ大喜び。ところが、壺は銀に変わり、鉄に変わり、しまいには……。イギリスの愉快な昔話。むかし、ひとりぐらしの貧乏なおばあさんが、道ばたで金貨の入った壺を見つけました。壺を家に持ち帰る道すがら、贅沢な暮らしを想像して楽しんでいると、壺は銀のかたまりへと変わっていました。さらに、銀は鉄のかたまりとなり、鉄は石となり、しまいには……。それでも、おばあさんは「なんてしあわせなんだろう」と笑いが止まりません。豪快で陽気なおばあさんの、とっても愉快なイギリスの昔話。瀬田貞二生誕100年記念出版。
瀬田貞二[セタテイジ]
瀬田貞二(せた ていじ)1916?1979 東京生まれ。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍。評論に『絵本論』『児童文学論(上・下)』、再話に『かさじぞう』『ねずみじょうど』『ふるやのもり』『おんちょろちょろ』『うしかたとやまうば』『おなかのかわ』、訳書に『ねむりひめ』『三びきのやぎのがらがらどん』『ながいかみのラプンツェル』『ちっちゃなえほん ちっちゃな ちっちゃな ものがたり』(以上、福音館書店)『ナルニア国物語(全7巻)』(岩波書店)などがある。
和田義三[ワダヨシゾウ]
和田義三(わだ よしぞう)1913?1990 東京生まれ。1936年東京美術学校図案科卒業。戦後、漫画集団の創立に参加し、漫画家として活躍。1946年「子供マンガ新聞」の発刊に参画し「少年ターザン」「ロビンソン漂流記」などを発表。その後、東京新聞で政治漫画を、朝日新聞で連載小説のさし絵などを描いた。絵本に『ライオンのめがね』(新潮社)などある。
内容説明
昔、ひとり暮らしの貧乏なおばあさんが金貨の入った壺をみつけました。喜んで持ち運んでいると、なぜが壺は銀のかたまりに。そしてしばらくすると鉄に、そして石に…。
著者等紹介
瀬田貞二[セタテイジ]
1916~1979。東京生まれ。東京帝国大学文学部卒業。児童文学の評論、創作、翻訳などで活躍
和田義三[ワダヨシゾウ]
1913~1990。東京生まれ。東京美術学校図案科卒業。戦後、漫画集団の創立に参加し、漫画家として活躍。1946年「子供マンガ新聞」の発刊に参画し「少年ターザン」「ロビンソン漂流記」などを発表。その後、産経新聞等で政治漫画を、朝日新聞で連載小説のさし絵などを描いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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