出版社内容情報
舞台は大阪、時は……。押しに弱い小学五年生の少年忠志が、ひょんなことから出会った落語を武器に、時空を越えての大活躍!五年生の清海忠志は、ある日、不良にからまれていた酔っ払いのおじいを助けてやる。助けてもらったお礼にと、道ばたで勝手に落語を始めてしまうおじい。めいわくに思う忠志だったが、なんとこれがめちゃくちゃおもしろい! それもそのはず、この酔っ払い老人は、名人と呼ばれる落語家、笑酔亭粋梅だったのだ。落語と衝撃的な出会いを果たした忠志が、落語を武器にさまざまな困難を乗り切って、文字通り時空も越えて大活躍!
田中啓文[タナカヒロフミ]
田中啓文 1962年大阪府生まれ。小説家。神戸大学経済学部卒業。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。上方落語にくわしく、落語を題材にした笑酔亭梅寿シリーズ(集英社文庫)のほか、新作落語も手がける。
朝倉世界一[アサクラセカイイチ]
朝倉世界一(あさくらせかいいち) 1965年東京都生まれ。漫画家、イラストレーター。書籍の挿画、CDジャケットのイラストなども多数手がける。おもな作品に『フラン県こわい城』(双葉社)、『地獄のサラミちゃん』(宝島社)、『デボネア・ドライブ』『春山町サーバンツ』(以上、エンターブレイン)などがある。
内容説明
助けた老人(酔っ払い)にむりやり聞かされた落語が、勉強も見た目も運動も、なにもかもが中の下の少年忠志の前に、時空を越えた冒険の扉を開く!おもしろくて、ためになったらもうけもの。落語少年の物語、第一弾!!
著者等紹介
田中啓文[タナカヒロフミ]
1962年大阪府生まれ。小説家。93年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で、それぞれ第33回、第47回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。上方落語にくわしく、新作落語も手がける
朝倉世界一[アサクラセカイイチ]
1965年東京都生まれ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
真理そら
なななお
うー(今年も遅くなります)
ででんでん