出版社内容情報
カレーライスができるまでを、丁寧に、温かな筆致で描いた食べ物絵本。ページをひらくと、カレーの匂いがしてきそうです！「カレーライス、さあ、つくろう！」野菜と肉を切って、「おなべで おにくを いためます ジャー ジャー ジャー」「やさいも いれて いためます ジュー ジュー ジュー」。テンポ良い擬音が調理している臨場感を盛り上げます。水を入れてじっくり煮込み、ルーを入れてまた煮込み……、「わあ、できた！ いいにおい！」あつあつごはんにカレーをかけて、カレーライスのできあがり。丁寧に描かれた美しい絵から、本当にカレーの匂いがしてきそう！
小西英子［コニシエイコ］
小西英子 1958年、京都市生まれ。京都市立芸術大学卒業、同大学院（日本画）修了。現在、芦屋学園短期大学教授。絵本に『まるくて おいしいよ』『サンドイッチ サンドイッチ』『おべんとう』『みやこのいちにち』『のりまき』（「こどものとも年少版」2016年４月号）『スプーンちゃん』（「こどものとも0.1.2.」2012年６月号）『ピッキのクリスマス』（「こどものとも」2011年12月号）『うりひめとあまんじゃく』（稲田和子再話「同」1991年11月号・以上福音館書店）、『やっと あえた』（至光社）、『うばのかわ』（岩波書店）など。さし絵に『小公子』『小公女』（ともに岩波書店）、『影の王』（偕成社）など。大阪市在住。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
48
【大人こそ絵本を】ページをめくるたびに思わずゴクッと喉が鳴りました。手順がリアルに描いてあり、お母さんが作っている横で口を開けて眺めている気分になりました。昭和のカレーライス。2019/04/17
くぅ
40
息子大好きカレーライス。そのカレーライスを作って食べるまでの絵本。息子大喜びで読み聞かせのあともニコニコとひとりで眺めていました。特に煮込むところ。グツグツするのがお気に入り(๑´罒`๑)（1歳6カ月）2018/11/27
chiaki
35
ふはぁ…。美味しそうなテカり具合とあったか湯気にもうため息がもれてしまう。赤いギンガムチェックのランチョンマットも映えるー。あ、最後には忘れずにサラダも付けてくれてる親切さ。そして忘れちゃダメなのが背表紙♪うんうん、これも絶対必要！カレーライス、食べたいな～。2020/02/23
たーちゃん
34
カレーライスって美味しいですよね。我が家も月に2〜3回はカレーを作ります。しかも翌日はカレーうどんにしたりするので結構カレー食べているのかも。息子は1歳の頃はあまり食いつかなかったカレーですが、最近はよく食べてくれます。この絵本を読んでまた食べたくなっちゃったねと息子と話しました。2021/01/17
りーぶる
28
小西さんの食べ物の絵は、とってもリアルで美味しそう☆娘はまだこういうカレーライスは食べられないけれど、作る過程を嬉しそうに見ています。最後の野菜サラダの絵で「やさい！！」と言えるようになりました♪（1歳9ヶ月）2018/04/22
