出版社内容情報
日本の食卓に欠かせない豆腐。一体どうやって作られるのでしょう。豆腐屋さんを舞台に大豆から豆腐ができるまでを描いた絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
100
お豆腐屋さんの仕事内容を丁寧に描いた、よく分かる絵本です。みんながまだ寝ている暗いうちから、お豆腐屋さんの一日は始まります。お豆腐の作り方から油揚げの油の温度まで丁寧に説明されています。大豆がどうやってお豆腐へと変身するのか、油揚げや厚揚げ、がんもどきの作り方も、よく分かります。 表紙のずっしりとした木綿豆腐、冷たい水に浸った赤い手、作ってるおじさんの真剣そのものの顔......お豆腐はスーパーやコンビニでも売ってますが、街のお豆腐屋さんが朝早くから手間暇かけて作った出来立てのお豆腐を食べたくなります。2019/02/10
紫綺
68
「おかべいっちょーくいやん!」子どもの頃は、こう言いながら豆腐屋さんにお使いに行ったものである。田舎の豆腐は堅めで、大豆の味が濃かった気がする。豆腐の出来るまでや関連商品がよく解る絵本。2018/12/15
Natsuki
62
絵本で社会科見学@『おとうふやさん』😋読む季節間違ったかなと一瞬でも思った自分を叱りたい。『おとうふやさん』は寒い日も暑い日もおとうふを作っているのだから。おとうふをはじめ、大豆からたくさんの食品が作り出される様子は、まるで魔法か手品のよう😍大豆まるごと余すところなし✨表紙絵のおとうふを掬う手、働きものの素敵な手です👋2019/02/01
よこたん
58
“できたての とうふが あさひを あびて きらきら ひかっている。” 朝、暗いうちからお店で作られるお豆腐や油揚げたちを見学できるなんて、羨ましい。お豆腐屋さんといえば、とにかく水。昔、近所にあったお店の床は常にびしゃびしゃと水が滴っていた。大きな塊で水に浮かぶお豆腐を、大きな包丁で切り分ける姿が、私の記憶の中のおじさんと重なる。うす揚げ、厚揚げ、ひろうすを揚げる油のこうばしい匂いを思い浮かべるだけでお腹が鳴りそう。以前、豆腐の水分を取ってスライスして、揚げてみたけど、うす揚げにはならなかったなぁ。2021/08/08
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん
55
大豆からお豆腐が出来るまでの工程が分かりやすく書かれています😊それを見たいと、みっちゃんはお母さんと早朝に豆腐工場へ。前日、水に浸しておいた大豆が柔らかくなっている。そこからスタート!機械を使うとはいえ、とても大変な作業で手間がかかる。こういう過程で作られたお豆腐を食べたら、もう他のお豆腐は食べれなくなりますよね😊2025/08/13