出版社内容情報
地球に隕石がぶつかるぞ！ リトルＴという男の子が、宇宙の彼方ビッグ星から地球を救うためにやってきます。がんばれリトルＴ！
著者等紹介
古川タク［フルカワタク］
三重県の伊賀上野に生まれ育つ。大阪外国語大学在学中にアニメーションに出会い、卒業後、久里洋二実験漫画工房に入社。１９７０年に独立して、タクン漫画ＢＯＸを設立する。短編アニメーション『驚き盤』（１９７５年）で、アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞を受賞。『スピード』（１９８０年）で大藤信郎賞を受賞。また、ＮＨＫ「みんなのうた」やテレビＣＭのアニメーションも多数手がける。漫画に『ザ・タクン・ユーモア』（みのり書房、文藝春秋漫画賞）。２００４年紫綬褒章を受章。日本アニメーション協会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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遠い日
8
オールカラーの科学冒険ファンタジー。ビッグ星から隕石の衝突による地球の滅亡を救うためにやってきたリトルT。ちょっと、慌て者？壮大な地球時間をまたいで、根気のよいリトルTの活動が続く。ところどころに散りばめられた波立つエピソードが、物語を作る。冒険はまだ終わっていないというところで、読み手のわたしたちもこのお話の中に取り込まれているのだと気づく。2020/04/25
のん＠絵本童話専門
2
アニメーション作家の古川タクさん作。『みみのはなし』の画家さん。童話かと思いきや、オールカラーの漫画絵本でした。ビッグ星からやってきたリトルＴ、地球に迫る大隕石を止めようとするも、うっかりシールドスプレーを忘れ、細胞分裂し地球中に自分の分身が散ってしまった。その分身を集めながら、地球の危機と戦うおはなし！だいぶ突拍子もない展開だったりする。ボリュームは多いが漫画が好きな子なら楽しく読んでしまうと思う。ルビはすべてふってあります。小学校低学年～2021/06/17
