著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年、埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒。田中一光デザイン室勤務の後、しばらく育児に専念。子どもの成長とともに仕事を始める。国内外の子どもとの絵本交流も多い。日本児童出版美術家連盟、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
40
思わずにっこりしてしまう表紙の絵が良いと思い、図書館で借りました。けんちゃんは、にらめっこでいつも兄ちゃんに負けます。今度こそ負けないぞと思い、ある朝はむすっとした顔のままでにらめっこしました。兄ちゃんには勝てたのですが、そのまま幼稚園に行くと……。躍動感があって、生き生きとした絵が素晴らしいです。にっこりと笑うことは、生きる上で大切なのだ、と改めて思いました。人間同士のコミュニケーションでなにが大切か教えてくれる素晴らしい絵本です。2025/03/10
たまきら
37
読み友さんから。弱りきった顔の犬がかわいい表紙につられて。オタマさんとオトンで読んで楽しそうだったので、オカンは一人読みしたんです。いや、ほっこりできるやさしいお話なんですがね、ひとつ言いたいのはですね、犬もうれしいとき笑顔になるんですよね~。2019/03/23
anne@灯れ松明の火
32
何かで紹介していて、気になっていた。(忘れることが多くて悲しい。読みたい本に入れた時点で、メモをする機能があるといいのにな)表紙では、いい笑顔のけんちゃんだが、にらめっこに勝ちたいと、笑わないようにおまじないをして寝たら、そのおまじないが効き過ぎた! 笑うことがどんなに大切か、素敵なことかが伝わってくる。みんなで笑って、不安を吹き飛ばしたいね。2021/05/12
boo
15
笑顔の大切さが伝わる絵本だと思います。ムスッとしていては、心の中で楽しくても面白くても人には伝わらず心配をかけたり怒らせてしまうことがあると思う。説教ぽくなくて伝わりやすいと思いました。 (5歳8ヶ月、3歳9ヶ月)2019/05/29
のほほん
14
けんちゃんはおにいちゃんとにらめっこをしていつも負けます。くやしいけどすぐ笑ってしまいます。夜「あしたは絶対に一日中笑わない」と決めました。にらめっこに勝つためです。次の日、ママもお友だちも先生も園長先生も、みんな心配してくれます。「どうしたの? 元気になってね」と言ってくれました。けんちゃんは元気なのにどうしてみんなが心配するのか分かりません。夜、かがみの顔を見て「あ!」 表情って大切ですね。やっぱりにらめっこに負けても笑顔が一番です。表紙のシロは迷惑なのかな?それとも…2024/06/04