内容説明
菜の子ちゃん、さっそうと登場!修験道メッカ「大峯山」のふもとにある小学校に、ある日いきなり現れた転校生、山田菜の子ちゃん。秋祭りの夜、地元の女の子・トキ子といっしょに、一匹の龍の子が空にのぼるのを助けようとします。けれど、あともう一歩のところで大ピンチが…。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年東京生まれ。高校在学中より童話を書きはじめた。
YUJI[ユウジ]
1955年三重県四日市市生まれ。愛知県立芸術大学油絵科卒業後、1979年よりパリに滞在。国立高等美術学校に学ぶかたわら、各地で個展を開催。また、巨大音楽紙芝居「BAKUの物語」を制作し、パリのポンピドゥーセンターほかで上演。2002年に帰国し、以来、児童書の仕事を中心に活動しつつ、個展やライブパフォーマンスを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりきんとん99
27
これはあの菜の子先生が子供の時の話なのか?菜の子ちゃん通信によると菜の子先生と菜の子ちゃんが同一人物なのか、果たして違うのか調査中とのこと。早く結果が知りたい!2015/07/02
杏子
24
確かにいたはずなのに…誰も覚えていない菜の子ちゃん。龍の子を助けるために、級友のトキ子に話をもちかけてきた。龍が昇るという、不思議な伝説めいたお話。短い話ながら、富安さんのエッセンスがこめられた作品で好感が持てた。菜の子先生の子ども時代だという。そっちは未読。読んでみる!2016/08/03
anne@灯れ松明の火
18
富安さん新刊、予約。「菜の子先生」の子ども時代を思わせる「菜の子ちゃん」が大活躍する新シリーズだそうだ。今回、菜の子ちゃんが助けるのは空にのぼれなくなった龍の子。協力してくれるのはトキ子ちゃん。真っ暗闇の中、単純な擬音の繰り返しが、かえって、トキちゃんのドキドキ感を盛り上げている気がした。2015/04/10
花林糖
13
(図書館本)奈良の大峰山で龍の子を助けるお話。菜の子先生と菜の子ちゃんが同一人物かは不明とのこと。学校ふしぎシリーズは未読だけれど読みたくなりました。YUJIさんの描く龍の子が可愛かった。2017/02/24
海(カイ)
12
【図書館】面白かった!物語に引き込まれた。菜の子先生《学校ふしぎシリーズ》全4巻もあるので、読みたいと思います!2016/09/15