出版社内容情報
クリスマスプレゼントを届ける前に一休みしたサンタは眠ってしまいます。それを見た森の動物たちがプレゼントを届けてあげます。
内容説明
サンタさんはクリスマスプレゼントを届ける前に森のはずれで休憩をしています。するとだんだん眠くなって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
91
明日は12/1。クリスマスに向けてアドベントの始まりです。 クリスマス絵本の読書は、数日前からフライングで読み始めちゃいました。この絵本は2冊目。赤と緑のクリスマスカラーがクリスマスの雰囲気を醸しだしてくれます。登場してくるサンタさんは、何と人間的なんでしょう。奥さんがいて、手作りのお弁当を作ってもらって、仕事に出かけるサンタさん。でも、プレゼントの配達前に、早弁して、おまけに居眠り。それは、ダメでしょう。どうなるかと心配していたら、森の動物たちが助けてくれました。ちょっと愉快で、心温まるお話でした。2024/11/30
はる
72
疲れたサンタさん。大事なクリスマスの夜にいねむりをしてしまいます。それを見つけた森の動物たちは…。絵もストーリーも素朴であたたかい。原書はアメリカで1950年に出版されたもの。動物たちの表情が愛らしくて可愛い。色がくすんだ感じだけれど、わざと?当時の印刷技術のせい?原画はもう無かったのかなあ…。同じ原作の柿本幸造さんの「サンタおじさんのいねむり 」も読んでみたいです。2019/12/03
Natsuki
63
シックな色味のクリスマス絵本。『クリスマスの森』は、思いやりに満ちた動物たちの世界でした(*´∀`)♪あんなに念入りに準備万端整えて、奥さまに送り出されたサンタクロースでしたが、毎年何かしらうっかりしがちなようです(笑)2020/12/27
ぼんくら
46
イヴの晩、お弁当を食べると眠くなりますよという奥さんの注意も忘れて、とちゅうでお弁当を食べてしまったサンタはついついひと休み。寝てしまったサンタのかわりに、森の動物たちがプレゼントを配ります。1950年作というちょっとレトロな絵がユーモラスでほのぼのしたお話とマッチしています。奥さんとサンタのやりとりが楽しい。2015/12/10
anne@灯れ松明の火
40
柿本幸造さん絵の『サンタおじさんのいねむり』の元の作品だと、読友さんに教えていただいた。同時に借りて、一緒にページをめくり、見比べながら、読んでみた。大筋は勿論同じだが、こちらは童話で、あちらは絵本という感じ。文章が多いので、言葉の楽しみがある。こちらの絵は、色数を抑え、動物もあまり擬人化していない。大人にもウケる、良いセンスだと思う。あちらの絵は、子どもっぽいと思う人もいるだろうが、柿本さん独特の温かさで、素敵。最後のメッセージは絶対に柿本さんの表現がいい!と、私は思う♪2015/11/11