著者等紹介
瀬尾政博[セオマサヒロ]
1933年東京生まれ。東京教育大学社会科学部卒業後、テレビ番組、教育映画制作を経て、FM東海(東海大学内)入社。ラジオ番組制作に携わる。70年、FM東京に移籍。企画、CM、事業等を歴任し、95年、関連会社を経て退社。放送関係のほか、マジック、SF、ミステリー等の研究、評論を続けている
タイガー立石[タイガータテイシ]
1941~1998。福岡県生まれ。1969年イタリアのミラノに移り、ヨーロッパ各地で個展を開く。82年に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
7
心理学の本だ。人の心にある予想とも理解とも異なる「思いこみ」。これに捕われ、判断を下す場面が日常には多いことに気づかされる。マジックの種明かしなども用いながら、人間の心理の隙間をつき、ものの見方の偏りを指摘する。絵は、タイガー立石さん。2014/06/15
火
2
錯視や鉄板マジックといった、思い込みが引き起こす面白さを解説した絵本。トリックを暴くものなので考え方によっては無粋な本ではあるが、子どもがそういった「騙される」ことの楽しさと危険性の両面を知るにはちょうどいい本なのではないだろうか。主人公の敵キャラとして現れた男が後半ノリノリでトリックを解説してるのが面白い。2021/03/25
さくらぱぱ
2
娘6歳、図書館で借りた本。おじさんが面白かったらしい2019/09/17
りつか
1
【6歳10ヶ月】実家本2024/03/23
ざらめ
1
こちらは少し年代がズレてて初読だけどタイガー立石だから買った。マジックの種明かしとか古典的なんだろうけどへぇ〜〜〜って普通に感心しちゃった。そしてきっとすぐ忘れて何年か後に読んでもへぇ〜ってなりそう。黒と白のシマシマの猫、同じネタ展覧会で見たやつ〜!ってなった。こういう小ネタ探すの楽しくて隅々まで見ちゃうので読むのにすごく時間がかかる(笑)2022/07/02