著者等紹介
佐々木マキ[ササキマキ]
1946年、神戸市生まれ。マンガ家、イラストレーター、絵本作家。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
133
ようやく読むことができました。この表紙にある信号機の押しボタンのどこか間が抜けておもしろい顔が、ずっと気になっていたのです。しかも、この絵本は佐々木マキさんが手がけたものだったんですね。押しボタンも、マンホールも、家も…。町にあるいろんなものが顔に見えてしまうんですよね。そういえば、僕も子どもの頃、顔を探して町を歩いたな。ふふっ、ちょっとだけ心が少年に戻ったような、若返ったような気分になりました。2015/04/04
シナモン
120
たまによその家の窓の配列とか、木の節とか顔に見えるな~と思うことってありますね。大きな物から、え、こんなとこにも!っていうものまで町には顔に見えるものがいっぱい。ふらりと散歩しながら探すのも楽しそう。P24の「しずかになにかかんがえてるかお」が味わい深かったです。2021/10/21
Kawai Hideki
99
いつもと変わらぬ散歩道。でも、顔に見えるものを探して歩くと、結構色んなものが顔に見える。マンホール、家の窓、信号の押しボタン、公園の遊具などなど。表情も、笑っている者、怒っている者、泣いている者などなど。そんな、顔に見える者達との出会いを、詩と写真で綴った写真絵本。娘も楽しんで、何回もリピート読み。特に、木目の顔が気に入っていて、リピートするたびに大笑いだった。2015/12/06
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
89
町の風景を眺めていると、いろんなものが顔にみえてくる事があります。リラックスして、ゆったりした気持ちでいられるとよ~く見える気がします。実は子どもの頃、親や友だちに「これって、~にみえない?」と言って回っていたのを思い出しました。_(^^;)ゞ そんな〈まちの中のかお〉を集めた写真絵本。マンホール、ポスト、公園の遊具、誰かの家、木目や石も……。これはぜひ、町に出て自分でもやってみたい♪ たぶん心が凝り固まっていると探せない気がします。そのバロメーターにも。2015/04/25
♪みどりpiyopiyo♪
75
マンホールや建物、スイッチなど、生き物ではない物が、ふとした拍子に 生き物の顔の様に見えること あるよね。そんな「顏」の写真で綴る お散歩ストーリー絵本です♪ ■私も時々、「顔」写真を撮って 友人たちと見せっこしたりしていますが、人によって 見つける「顏」の傾向というか、目に留まる「顔つき」の好みがあるもので、成る程、佐々木マキさん好みの「顏」は こんな感じなのかー♪ と、楽しく眺めました。■写真集かと思ったら 写真に合わせたストーリーがあって、軽い読み物としても楽しめました(ღ′◡‵) (2013年)2017/04/17