出版社内容情報
昔から日本に伝わる「わらべうた」には、実は、子育ての知恵が見事に盛り込まれていたのです。『入門編』に続き本書では、1歳から小学生の子どもの遊びを紹介。CD付き。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>---
内容説明
つい数十年前まで日本のどこにでもあった「わらべうた」。子どもたちは「わらべうた」であそび、夜は昔話を聞き、雨や吹雪で外に出られないときには、「なぞなぞ」をしてあそびました。子どもたちの暮らしには、言葉とあそびが、今よりずっとゆたかにあったのです。そして育った体験を、岩手県遠野に生まれ育った阿部ヤヱさんは、今の私たちの暮らしにも生かせるようにと、ここに伝えてくれています。1歳から小学生まで楽しめる遊びを満載。付録CDには、阿部ヤヱさんの語りによる「わらべうた」25種をすべて収録。
目次
1章 年齢とともに発展してゆくあそび―体を使って
2章 目を見るあそび
3章 呼びかけの唄
4章 手あそび唄
5章 勝ったり・負けたり
6章 はやし唄
7章 子守唄
座談会 阿部ヤヱさんを囲んで「わらべうた」は魔法のことば
著者等紹介
阿部ヤヱ[アベヤエ]
1934年岩手県遠野市で生まれる。祖母や隣のおじいさん、おばあさんから「わらべうた」や昔話、伝承あそびを教えられて育つ。現在も遠野で暮らし、人間としての生き方、知恵が生きている「わらべうた」を次代に伝えたいと、伝承に努めている。また、昔話の語りべでもある
平野恵理子[ヒラノエリコ]
1961年静岡県に生まれる。武蔵野美術大学卒業。子どものころから自然に親しみ、山歩き、園芸、暮らしの喜びなどを、イラストとエッセイで紹介する本を数多く手掛ける
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