内容説明
キツネのきっこが、イタチのちいとにいのところに水遊びにいくと、2人はきれいな緑色の石を持っています。その石はたろう名人の宝物で、上手に泳げるようになるともらえるのです。きっこがたろう名人を探していると…。キツネのきっこのシリーズの4作目。
著者等紹介
こいでやすこ[コイデヤスコ]
小出保子。1938~2010。福島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本に『とんとんとめてくださいな』(1986年オランダの絵本賞、銀の石筆賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たんたん(休みます)
59
☆泳ぎの下手なきつねのきっこちゃん。みんなと同じように泳げるようになりたくてたろうめいじんに泳ぎを習いに行く。どどーん、見た目はちょっぴり怖いけどこんなに優しくて頼もしい先生なら安心だ。楽しみながらゆっくりゆっくり泳ぎの練習。きっこちゃんは泳げるようになったかな?私も小3まで泳げなくてプールが夏が大嫌いだった。たろうめいじんに出会っていたら髭をエイッとつかんで宝物を貰って楽しい夏になっただろうな。ジリジリ暑い夏を感じる景色と優しい友達、夏休みの絵日記のような絵本でした。2016/08/08
浅葱@
37
夏の楽しい冒険譚。たろうめいじんはなまずだったのかとビックリしたのを忘れてました。泳ぎ練習始めと名人に教えてもらって泳ぐ姿の違うこと。緑の石を持ってこられて良かったね。最後のスイカ、美味しそうです。2014/06/23
たまきら
32
日曜日の朝から温水プール2時間コースにつきあわされたオカン。しかし久しぶりに娘さんが泳ぎが上手になっていることに気づきました。久々に保育園時代の仲間にも会い、一緒に楽しそうに泳いでいる姿に「いつの間に!」と感激。オカンの方が泳げないということになる日も近いかも。タイムリーな絵本でした。緑の石はニュージーランドの友人が「売り買いしたらいけない」と肌で温めて渡しあうグリーンストーンを思い出しました。…そういえば夫が大きな原石を持っているんだよな~。2018/05/29
hiro
19
☆お日さまじりじり暑い夏、泳ぎを練習している子供たちにピッタリの絵本です。いたちのちいと にいの緑色の首飾りは うんと泳ぎが上手になったらもらえる宝物。きつねのきっこちゃん 泳ぎの名人「たろうめいじん」に泳ぎを教えてもらうことになりました。上手に泳ぐ秘訣は「のびのび あわてず ゆっくり」です。きっこちゃん 上手に泳げるようになったかな~(*-艸・*)うちの長男次男も泳ぎの練習中。のびのび あわてず ゆっくり 今の時間を楽しもう。プールの後は スイカだね~(*^ー゜)2016/08/08
深青
17
これからにぴったりな絵本。涼し気で思わず泳ぎに行きたくなりそうです。水の中、気持ちよさそうだなぁ…!!最後の西瓜を食べる場面もほのぼのしていて楽しそうで好きです。2017/05/14