内容説明
「おしゃれさん」「おこりんぼ」「なきむし」「なまけもの」「べんきょうか」「べっぴんさん」「ふりょう」「ふまじめ」というようなのが、もともとの「おなべふことば」ですが、おなべふせんせいは、そのばそのこちゃんのくちからでまかせ、しりからへまかせの「おなべふことば」で、かんじゃさんにおくすりをだしています。おなべふせんせいはそういうえらーいせんせいです。わかりましたか?「はーい、わかりましたあ」。4才から。
著者等紹介
やぎゅうげんいちろう[ヤギュウゲンイチロウ]
柳生弦一郎。1943年11月11日生まれ。絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
28
絵本の快作。怪作といった方がよいのかも。おなべふしんりょうじょでは、おなべふ先生がおなべふ検査をして薬を出します。「おなべふおな」と言いながら、腕を触っていく検査です。まったく意味不明で、(なんじゃこりゃ?)と思いながら、読みましたが、この滅茶苦茶なところが痛快でした。子供たちにも受けそう。絵も天衣無縫といった感じで、かなり笑えます。なぜか最後にうどんが出てきて、みんなで食べるところが、最高に面白かったです。2025/01/09
くぅ
28
『私が選ぶ絵本100』で紹介されていて、興味をもったので借りてみた。おなべふせんせいみたいな先生が居たら、病院に行くのも怖くないかな?私もおなべふけんさをしてもらったらお薬が出るかな(♡ˊ艸ˋ♡)?2017/10/11
けんちゃん
25
図書館で。爆笑!おなべふ先生の診察、お薬がいるかどうかは、「おなべふ検査」でわかります。ちょっとワイルドなおなべふ先生ですが、こんな先生がいたら、子どもたちには大人気でしょうね。なつかしいわらべうた、お・な・べ・ふの意味は忘れちゃったけど、私も昔、遊びました。伝えていきたい日本の財産のひとつです。わらべうたや手遊びは口伝えがほとんどだと思いますが、こんなインパクトの強い伝え方もアリですね。子どもたちに読んであげたい絵本です。2013/03/25
ヒラP@ehon.gohon
22
何故か意味不明に記憶にある言葉です。 性格占いの要素があったのでしょうか。 この絵本のように、バリエーションがあったのでしょうか。 お医者さんでやられたら、ちょっと怖い感じがします。 絵からもどこか怪しげな雰囲気が溢れています。2025/03/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
『にほんのわらべうた 4巻』 https://bookmeter.com/books/1513976 で、知ってはいたのですが、遊びを知りませんでした。わらべうたを基に、診療所の先生が治療してくれたら楽しいですね。自分で作った診察券、子どもたちが作ったもの(見返しに掲載)と一緒に貼りたいです。2021/08/06
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