内容説明
魚が空を飛び、鳥は地中を泳ぐ不思議な世界。鰯とりの少年漁師ラビントットは、鰹釣りをめぐる冒険も一段落し、穏やかな生活を再開しようとします。ところがそこへ、やっかいな居候があいついで現れました。超マイペースの「ラッコロッコ」と、生意気ぼうずの「オタコ」に引っかき回される暮らしの行く末は…。新感覚のファンタジー、シリーズ第二作。小学上級から。
著者等紹介
越智典子[オチノリコ]
1959年、東京生まれ。東京大学理学部生物学科卒。在学中に英国エジンバラ大学動物学科留学
にしざかひろみ[ニシザカヒロミ]
1979年、神奈川県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。おもにペン(インク)・水彩を使用して作品制作をし、個展と国内外のグループ展で展示発表している。第10回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2012入選ほか、ポスター・装画のコンペティションで入賞・入選多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
24
11月の子どもの本の読書会の課題本。魚が空を飛び、鳥が地中にもぐる世界のお話の続編。挿絵が素敵。想像してください。可愛いラッコが昆布を巻き付け眠る姿を。えっ、当たり前って?いえいえ、昆布巻きみたいな状態で空に浮かぶラッコ、どうみても奇妙でしょう。(笑)前作ではこの奇妙な世界に中々馴染めず苦戦したのですが、第二弾となるともう無理やり頭を切り替えするしかないのです。間延びしすぎるカメのタクシーのセリフ回しが個人的には苦手。2015/11/20
花林糖
9
(図書館本)ラッコロッコの口癖「ぬわたてぷぷんと」・沢山のカメタクシーの絵がとても印象的。この巻もほのぼのと面白いお話でした。2015/09/21
しーまま
6
アビントット、ラービント、アービント、ラビンオット、ラビンコット、ラビンコッコ、ラビンポット、ラプントット…。わざと名前を間違えてるとしか思えない(^^;)ラッコロッコに名前を間違われる度に「ぼくはラビントットですが」と言う律儀なところが面白い。「ぬわたてぷぷんと!」は流行るかも(^-^)2013/08/02
2時ママ
3
次女 小5 ひとり読み。2022/03/10
道錬
0
世界観がとても独特で、この世界についてさらに詳しく知りたくなった。2017/12/24