内容説明
十九歳になったキキは、宅急便の仕事でも経験をつみ、もう新米魔女とはいえません。一方で、遠距離恋愛中のとんぼさんとは、まだちょっとすれちがい気味(ジジの恋のほうは順調そうなのですが…)。そんな折、魔法が弱まり、ジジとも言葉が通じにくくなって…。キキは、魔女である自分を見つめ直していきます。小学校中級以上。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科を卒業、出版社勤務をへて、1959年ブラジルに出かけ2年間滞在、帰国後絵本・童話の創作をはじめた。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)でIBBYオナーリスト、野間児童文芸賞、小学館文学賞を受賞。1984年路傍の石文学賞、2011年巖谷小波文芸賞受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ。上京後、SF・ファンタジーのさし絵を描きはじめ、後に児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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