内容説明
ママは運転士、パパは看護師。保育園に通うのぞむとあゆみ。ママのたんじょうびにのぞむは、こせんきょうからママのうんてんするでんしゃにむかって、はたをふっておいわいしようとおもいついたが…ママの誕生日をめぐる物語をとおして、おたがいに思いやり、支え合う日々のくらしと、子どもたちが直接目にすることの少ないそれぞれの仕事の場を描く。
著者等紹介
おおともやすお[オオトモヤスオ]
大友康夫。1946年埼玉県生まれ。わが子に触発され絵本を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろくま
24
5歳6か月の息子と3歳10か月の娘と。娘は看護師さんの仕事が気になる様子。この本を読むと、運転士や看護師のお仕事だけではなく、今時共働き夫婦の日常や園児の園での様子などもよく描かれているなと感じます。主人公のぞむと同じクラスのあきながいい味出しています。2019/09/25
しろくま
24
3歳3か月の娘と。娘は電車のシーンよりも、保育園での子どもたちの会話やパパの病院での会話に興味津々。さらに、手術シーンでは、「この人具合悪いの?」「この人、何て言うの?」と聞いてきたので「患者さんだよ!」と答えると、「上に掛けているのは何?お腹いたいのかな?」と、色々気になる様子。2019/03/21
ヒラP@ehon.gohon
24
お父さんが看護師でお母さんが電車の運転士なんて、大変な家庭で暮らすのぞむくんとあゆみちゃん。 お母さんの誕生日のお祝いをしようと、兄妹とお父さんで考えた作戦を時間を追って展開していくドラマのような、すてきなお話です。 刻々と迫ってくる目標時間を前に、いろんなトラブルが発生する緊張感もお話を盛り上げています。2019/02/24
しろくま
24
4歳10か月の息子と3歳2か月の娘と。この本は読み聞かせするにはちょっと長めですが、子どもたちは大好き。保育園や家庭の様子、電車の運転士、病院の看護士のお仕事が一度にわかる盛り沢山な本です。子どもって一日に何度も泣いたり笑ったり…ちょっとしたことで一喜一憂して過ごしているのだなぁと思いました。2019/01/26
はるごん
24
1歳8ヶ月。図書館に行った時に表紙の電車が気に入ったらしくずっと持っていた息子。借りて中を見たら結構な文章量。絶対途中で飽きると思ったらしっかり最後まで聞いていた。内容は難しくても電車の絵がリアルで気に入ったかな。物語が分かるようになったらまた読もう。みんなの優しさが心にしみる話。2018/12/12