内容説明
なまけもので貧乏な夫婦のもとに突然おじいさんが現れて、願い事をみっつかなえてあげると…。愉快なエストニアの昔話絵本。
著者等紹介
ラウド，ピレット［ラウド，ピレット］［Ｒａｕｄ，Ｐｉｒｅｔ］
１９７１年、エストニアのタリンに生まれる。エストニア芸術アカデミーで版画を学ぶ。１９９５年、同校を卒業し、以来、グラフィックデザイン、本のイラストの分野で活躍している。作品は、イタリアのボローニャ国際絵本原画展（２００７年）ほか、１６カ国で展示された。また、児童文学作家としても多数の作品を執筆し、その作品は、英語、ドイツ語、スペイン語、ラトビア語に訳され、広く親しまれている
まえざわあきえ［マエザワアキエ］
前沢明枝。アメリカのウェスタンミシガン大学で英米児童文学、ミシガン大学大学院で言語学を学ぶ。帰国後は海外の絵本や児童文学の紹介・翻訳をし、絵本を題材に比較文化の研究を続ける。現在は早稲田大学、武蔵野美術大学で教鞭をとる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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chiaki
38
『絵本で世界を学ぼう！』エストニア代表。エストニアの昔ばなし。村はずれに暮らす怠け者の夫婦は、働かないから貧しくて空腹でケンカばかり。そんな二人に、3日後に願い事を3つ叶えてくれるというおじいさんが現れます！二人はあれやこれやと夢のような願い事を考え、3つに絞り切ることが出来ず、ついに約束の3日後を迎えてしまいます。さて、この夫婦の3つの願い事はなんだったのでしょう？私はこれでもっとケンカが起きてしまうのかと思いました！笑 人間、欲深くなったらダメですね。大事なことはただひとつってことに気付かされました。2021/03/22
どあら
22
図書館で借りて読了。ユニークな絵柄で、特にソーセージのお鼻に笑えました❢ (^o^)2020/02/24
gtn
21
結果的に丸く収まったのは良しとして、あのおじいさんが誰だったのかというモヤモヤは残る。2021/07/07
遠い日
17
エストニアの昔話。ピレット・ラウドの独特の絵がすてき。せっかくの三つの願いを、ふいにした仲の悪い夫婦。幸せのありかたを考えさせるお話。2016/03/02
みさどん
16
挿絵がなんとも不気味でおもしろくて心に残った。三つの願いの落ちは想像できたけれど、そこから夫婦が仲良く暮らしていくハッピーエンドになるのが解せない。願いがかなう杖！ってすればいつも全部うまくいくのにといつも思う。欲深だ。2021/02/12
