内容説明
みたかしゃしょうくのしゃしょうさん、あすはいちばんでんしゃのじょうむです。いちばんでんしゃにのるまえに、どんなことをするのでしょう?みたかえきからとうきょうえきまで、でんしゃとえきとで、することは?車掌の仕事のすべてが見える。元車掌が描きだす一番電車のものがたり。
著者等紹介
たけむらせんじ[タケムラセンジ]
竹村宣治。1957年北海道長万部町生まれ。1975年に旧国鉄入社。代々木、国分寺駅の勤務を経て、1978年に三鷹車掌区中央線の車掌となる。以降約30年間、中央線の車掌として勤務を続け、2008年JR東日本を早期退社。絵本『いちばんでんしゃのしゃしょうさん』がデビュー作となる
おおともやすお[オオトモヤスオ]
大友康夫。1946年埼玉県生まれ。わが子に触発され絵本を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
44
読み聞かせ(327)車掌さんの朝の仕事がよくわかる。電車好きの子の反応ぶりが凄まじかった。難しい用語があるので、その度補足を入れなきゃいけないのは、ちょっとつらかったけれど、こういうのもいいと思った。2015/02/10
けんちゃん
23
読友さんのご紹介本。中央線で車掌をなさっていた作者が、一番電車が三鷹ー東京間を往復する様子を丁寧に書いています。乗車前後の車掌さんの様子、乗車中に車掌さんが発する意味不明とも思える言葉が、ひとつひとつ取り上げられていて、思わずうなずいてしまいます。日頃何気なく利用しているところで、誠意をもって働いている方々にあらためて感謝!頭が下がります。トラブルなども多くご苦労も大変かとは思いますが、これからも安全に、よろしくお願いします。てつな子どもたちだけではなく、大人にもオススメです。2012/01/27
しろくま
19
4歳11か月の息子と。運転士さんではなく車掌さん!車掌さんの仕事ぶりがよくわかります。所々出てくる時計の時刻はかなり大切。文章も多めなので読むのが疲れましたが息子はよく聞いていました。始発の電車に勤務するためにはずいぶん早くから準備しているのだな~。専門用語も多く、マニアック。ただ、車掌さんの仕事を知るにはとてもよい本だと思います。今は車掌さんというお仕事、減っているのかな~?そうでもないのかな?2019/02/17
えがお
16
いちばんでんしゃのうんてんしゅさん読んで、すごく良かったので思わずこちらも取り寄せ!できれば、うんてんしゅさんバージョンとリンクしていたらよかったのだけど、取材する人が一人だと、同時に同じ電車の運転手さんと車掌さんはカバーできないのかな。別の日だったのはなんとなくザンネン。ただ、緊急停車したり忘れ物があったりエピソード満載なのはこちら(笑)。うちのテツオな息子たちがいつも運転室とか車掌室張り付いて観てるけど、カードくれたり手を振ってくれたり、いつもありがたい。大変な仕事だなあ。面白かった2014/03/22
kazu_tea
16
あまり知られていない車掌さんの仕事がリアルにとても詳しく紹介されています。平仮名で書かれた専門用語がちょっと読みにくかったけれど、車掌さんのご苦労なども伝わってきて興味深かったです。2013/09/21