内容説明
子どもみたいで、不思議な力を持ってるじいちゃんと僕の夏休み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
69
読み友様からのご紹介本です📚わぁ!大きな顔のじいちゃん(笑)色々と僕の世話を焼いてくれる優しくて豪快なおじいちゃん!ねずみ花火を表現するのにグルグル回転しているじいちゃん、面白すぎ(笑)夜が足を舐めに来るから靴下を履くの?私は猫が舐めに来るからwww紙のお面も被ってねる2人。私もこのじいちゃんの家に行きたい!!!2023/08/25
Willie the Wildcat
37
郷愁。自然や生き物、親類や友人。言い伝え、風習。じいちゃんとの夜の思い出。生活の知恵なんだろうなぁ。今は亡き越谷の祖父を想う。一緒に焼いたあられ。夜はいつも一緒に蚊帳の中。無口だったから、生活の知恵のような話はなかったけど・・・。絵は、元気一杯でコミカルな印象。実は、それぞれのページに生き物一杯。特に”屋根”。様々な表情の中に孫を想う気持ちが溢れる。温かいなぁ。2013/07/21
たまきら
34
娘さんは無反応でしたが、お友達に大うけ。本の世界観って、本当にみんな受け取り方が違うところが面白いなあ。2020/02/27
ヒラP@ehon.gohon
29
何だか自分の少年時代と、その頃の祖父のことを思い出しました。 すっかり変わってしまった、父の郷里で見た覚えのある風景そのものなのが、不思議でした。 その分、現代の子どもたちには違和感があるかもしれません。半世紀以上昔に引き戻されてしまいました。2022/10/01
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
22
夏休み、おじいちゃんちに遊びに行ったぼく。田舎での充実した夏の日々が濃い絵柄を通して伝わってくる。朝も昼もパワフルで元気なじいちゃん。だけど夜ごとのじいちゃんはちょっぴり心配症。「夜が足をなめにくるさけえ、靴下をはけよ」「夜がへそをなめにくるさけえ、はらまきをせえよ」… 昼間は元気で明るいじいちゃんだけど、夜は心細いのかもしれないな…と胸がチクリ。真夜中、夜がなめにくる という描写がよくわかる。表紙のストローをくわえた2人「空を吸うてると、からだの中にすずしい風がふいてくるさけえなあ」あぁ、わかるなぁ。2020/09/19