内容説明
いつもおかみさんに文句を言っているおやじさんが、おかみさんと仕事をとりかえたことから、大変なことが次々と…。月刊物語絵本「こどものとも」のバックナンバーから人気の作品をハードカバーでお届け。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
119
いつもがみがみ怒っているので妻と仕事を交代したおやじさん。果たして晩御飯までにバターを作れるのか?主役の挙動もさることながら、豚、牛、犬、猫、アヒルなど周囲の動物たちも表情豊かに描かれている。牛相手に双方「ちゅうぶらりん」とかかなりシュールなのだが、この賑やかさ、ひいては真剣になるほどユーモラスへ傾倒していく様には山﨑の旺盛なサービス精神が発揮されている。赤ん坊の存在には、ニューヨークのアトリエで絵筆を休ませずに二男をあやしていた自身の経験を匂わせるものがある。作画にもユーモアにも精一杯情熱を注いだ絵本。2024/03/04
ume 改め saryo
27
読み比べ4(^^) 読み友さんのおかげで、スマートに読み比べられました(^^)/ ちょっとした違いや、絵の違いが面白いですね。 読み終わって考えさせる作品より、考えをきっちり表現している作品が好きですね。 この作品は再話だけあって、またちょっと違う落ちが付いていますね(^^)/2014/02/18
gtn
26
身につまされる。確かに、私も家事はできない。洗濯機の使い方さえ分からない。だが、妻は、私の仕事の代わりはできるかもしれない。2024/03/24
たーちゃん
25
ガミガミ言ってばかりいるとこうやって災難が降りかかるのですよね。気をつけよう(笑)2022/08/28
わむう
24
ジェンダー絵本として紹介されていました。外で働く人にしたら家にいて家事をする人が楽に見えるらしい。そこで立場を1日交換してみると失敗ばかりで家事どころか赤ちゃんの世話も飼育している動物もしっちゃかめっちゃかに。自分だけが大変だと思っていた旦那さん、少しは反省したでしょう。ノルウェーの昔話らしいですが昔の主婦も同じように偉そうにする旦那さんに腹が立っていたのね。2017/09/23
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