内容説明
「中がどうなっているか知りたい!」果物から、建築物、地球まで、切ることによって現れる新鮮な視点の広がり。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベル@bell-zou
34
リズム感が楽しいタイトルが好き。果物や野菜の断面。ナナメになっただけで、きゅうりはちょっと迷ったよ(^.^;茶わんやお鍋、切れないものは断面図という。切り口を変えるだけで同じものから色んな断面図が出来る。何の断面図か想像する楽しみ。解説の流れで土管の中にいた猫の親子がいつの間にか一家の一員になってるところが良い。でも、鯉のぼりの断面図は反則だなぁ〜(*^_^*)2019/03/02
ちえ
28
表紙のだんめんの絵を見ただけで、加古さんがどんなに丁寧に一つ一つの絵を描いたかが想像できます。子どもにわかりやすく断面図を伝えてくれる科学絵本。切る方向で断面図が違うことや、断面図のどこがすぐれていて弱点はどこかなど、伝える言葉もシンプルに過不足なく、言葉遊びを含め文章の隅々まで子供にむきあう人柄を感じる。お母さんが野菜を切るのに使うのがちゃんと菜切り包丁というのがひそかに嬉しい。(自分では今使っていないけど)裏表紙、お母さんが包丁を使うシンクの下、壺の中身はぬか漬けかな?それとも梅干し?2019/03/16
ヒラP@ehon.gohon
23
断面図の考え方を説明しています。 断面の仕方で、知ってるものの意外な見え方があることを再確認しました。 子どもの方が柔軟かもしれません。 このような本は頭の活性化に役立ちますね。 加古里子さんならではの絵本です。2022/07/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
23
この断面はなに?とあてっこ。物の見方は1つじゃないよ、とさりげなく伝えてくれます。 かがくが好きになる絵本100 https://bookmeter.com/books/10175736 で紹介されている本。2021/06/29
けんちゃん
21
かこさとしさんの「かがくのほん」シリーズの続きのようです。様々なものの断面を紹介、そもそも断面ってどういうものか、わかりやすく教えてくれます。2011/06/15