出版社内容情報
ピーターラビットの生みの親ポターの決定版評伝。日記・手紙などの新資料で生の声を伝え、草稿やラフ・スケッチを通して創作の秘密に迫る。その生涯の全体像が今、明らかに!
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>---
内容説明
力強い一本の描線のように、彼女はくっきりとした足跡を地上にしるしていった―。日記、手紙、写真、未発表の画稿など新資料を駆使して、たぐいまれなひとりの女性の生涯を、たんねんに克明に、そしてダイナミックにあとづける。カラー図版多数収録。
著者等紹介
テイラー,ジュディ[Taylor Hough,Judy]
南ウエールズのガウアーに生まれる。由緒あるパブリックスクール、セントポールズ・ガールズ・スクールの出身。1951年から著名な出版社ボドリー・ヘッド社に勤務。長年のすぐれた児童書編集の功により、1971年、大英帝国勲爵士勲五等(MBE)を受ける。<ダドリの絵本>など十数冊の創作絵本も著しているが、1981年フレデリック・ウォーン社の<ビアトリクス・ポター・コンサルタント>に就任してからは、『ピーターラビットのあかちゃん日記』の編纂を皮切りに、ポターの生涯の事績、生き方・考え方の詳細を明らかにする新資料を続々と発見し、ポター伝の決定版である本書を執筆。さらに手紙集、子ども宛て絵手紙・ミニレター集、日記などの編纂にあたり、また多数のポター研究書、啓蒙書も執筆・編集している。現在は<ビアトリクス・ポター・ソサイエティ>の代表も務めている
吉田新一[ヨシダシンイチ]
1931年東京に生まれる。立教大学卒、同大学院文学研究科修了。立教大学教授、日本女子大学教授を経て、現在、立教大学名誉教授。日本イギリス児童文学会会長、絵本学会会長などを歴任。著書に『イリギス児童文学論』(中教出版)『絵本の愉しみ』(主婦と生活社)『絵本の魅力』『絵本/物語るイラストレーション』『ピーターラビットの世界』(以上、日本エディタースクール出版部)『ピーターラビットからの手紙』(求龍堂)など。訳書に『宝さがしの子どもたち』『オーラのたび』(以上、福音館書店)『6ペンスの唄をうたおう』(日本エディタースクール出版部)『妖精事典』(共訳・冨山房)『エリナー・ファージョン伝』(共訳・筑摩書房)ほか多数がある
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感想・レビュー
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葉子
なむさん
kaizen@名古屋de朝活読書会
tomatona
takao