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ビアトリクス・ポター―描き、語り、田園をいつくしんだ人

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  • サイズ A5判/ページ数 321,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834025316
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0023

出版社内容情報

ピーターラビットの生みの親ポターの決定版評伝。日記・手紙などの新資料で生の声を伝え、草稿やラフ・スケッチを通して創作の秘密に迫る。その生涯の全体像が今、明らかに!

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>---

内容説明

力強い一本の描線のように、彼女はくっきりとした足跡を地上にしるしていった―。日記、手紙、写真、未発表の画稿など新資料を駆使して、たぐいまれなひとりの女性の生涯を、たんねんに克明に、そしてダイナミックにあとづける。カラー図版多数収録。

著者等紹介

テイラー,ジュディ[Taylor Hough,Judy]
南ウエールズのガウアーに生まれる。由緒あるパブリックスクール、セントポールズ・ガールズ・スクールの出身。1951年から著名な出版社ボドリー・ヘッド社に勤務。長年のすぐれた児童書編集の功により、1971年、大英帝国勲爵士勲五等(MBE)を受ける。<ダドリの絵本>など十数冊の創作絵本も著しているが、1981年フレデリック・ウォーン社の<ビアトリクス・ポター・コンサルタント>に就任してからは、『ピーターラビットのあかちゃん日記』の編纂を皮切りに、ポターの生涯の事績、生き方・考え方の詳細を明らかにする新資料を続々と発見し、ポター伝の決定版である本書を執筆。さらに手紙集、子ども宛て絵手紙・ミニレター集、日記などの編纂にあたり、また多数のポター研究書、啓蒙書も執筆・編集している。現在は<ビアトリクス・ポター・ソサイエティ>の代表も務めている

吉田新一[ヨシダシンイチ]
1931年東京に生まれる。立教大学卒、同大学院文学研究科修了。立教大学教授、日本女子大学教授を経て、現在、立教大学名誉教授。日本イギリス児童文学会会長、絵本学会会長などを歴任。著書に『イリギス児童文学論』(中教出版)『絵本の愉しみ』(主婦と生活社)『絵本の魅力』『絵本/物語るイラストレーション』『ピーターラビットの世界』(以上、日本エディタースクール出版部)『ピーターラビットからの手紙』(求龍堂)など。訳書に『宝さがしの子どもたち』『オーラのたび』(以上、福音館書店)『6ペンスの唄をうたおう』(日本エディタースクール出版部)『妖精事典』(共訳・冨山房)『エリナー・ファージョン伝』(共訳・筑摩書房)ほか多数がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葉子

9
『羊飼いの暮らし』でビアトリクス・ポター について書かれていたので読んでみた。読む前はピーターラビットの作者というくらいしか知らず、しかもそれさえあまり馴染みがない状態だったけどこんなに意志の強い女性だったとは。嫌なものは嫌、だけど忠義は通す彼女のことが読んでいてどんどん好きになった。彼女の人生は何十匹もの動物と共にあり、だけれど昔の人が往々にしてそうだったように動物は動物として一線を引いた眼差しが心地よかった。それにしても死後にこんなに日記や手紙を公開されるのは、もし自分だったらと思うと少し複雑。2023/05/29

なむさん

5
ピーターラビット作者の、人となりやら、時代の世相やら。ビアトリクス・ポターという人は、とても真面目、繊細、情熱的、筆まめ、人見知り、お嬢様、、、、と、絵本や展覧会では分からなかった、今まで知らなかった色んな事が知れました。30歳を目前にしての「本に使えるお金が少しあって、ひとり立ちが楽しみに待てるようになれば、素晴らしい。たとえ、ひとりぼっちでも」に共鳴。膨大な手紙や日記や友人知人から聞き取った話など、書かれていることが生きている・貴重な記録であることも間違いないです。2019/01/29

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
ミスポターの研究書。 写真、図などが豊富で、文章とのバランスもよい。 ピーターラビットのファンならお勧め。2012/04/19

tomatona

3
彼女の映画を最近、観たので。図書館でざ〜っと斜め読み。 上部の絵や写真がすごくいい。また、ゆっくり読みたい。2014/08/02

takao

2
ふむ2022/10/09

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