内容説明
太古の生き物“アンモナイト”の化石の中に隠されている渦巻き模様を見ながら、太古の海を想像します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
78
福音館「たくさんのふしぎ傑作集」のなかの一冊。子供の頃見つけたアンモナイトの化石、しかし大人の力を借りてもどうすることもできなかった。著者は大人になってから自分でアンモナイトを採るために調べて各地を探し回る。ある日それは見つかる。大きな石を割ると貝に混じってそれは出てきた。イラストと写真で読みやすい。絶滅されたといわれていたシーラカンスのようにアンモナイトもどこかの海の中でひっそりと生きているのかもしれないと最後に書かれていた。同感だ。図書館にて2019/02/05
退院した雨巫女。
15
《図書館-返却》アンモナイトは、日本にもたくさんあるですね。発掘してみたいなあ。2014/02/07
杏子
14
『海辺の宝もの』を読んだので、アンモナイトの本を探して読んでみた。いろんな種類のアンモナイトがあるんだな、と勉強になった。トグロを巻いてるアンモナイトだの、反対に棒みたいにまっすぐなアンモナイトだの、ちょっとびっくり。シーラカンスみたいに世界のどこかの海でひっそり生き続けているアンモナイトがいればいいな、とかロマンがあるね〜!2014/05/23
こどもふみちゃん
8
さすが『たくさんのふしぎ傑作集』だけある。アンモナイトのことを化石を通して教える内容だが、写真と絵が交互に出てきて子供を飽きさせません。アンモナイトについて知りたいときはお勧めの本です。5・6・7・8・9・10歳向け。2011/04/23
遠い日
7
アンモナイト。頭足類の化石。アンモナイトは、石を割った瞬間の色が最も美しく、空気に触れることで、その色がみるみる褪せてしまうことを知ってびっくり。化石にも命があるように思えるのだ。2019/01/29