小さな生きものたちの不思議なくらし

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小さな生きものたちの不思議なくらし

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834024678
  • NDC分類 470.4
  • Cコード C0095

内容説明

四〇年にわたって自然と向き合い、植物や虫たちの不思議なくらしを描きつづけてきた著者が、豊かさ、優しさ、厳しさにあふれる自然の世界へいざないます。

目次

1 自然との出会い
2 雑草のくらしを見つめて
3 小さな生きものたちの世界
4 小さな子どもたちを自然の中へ
5 自然への扉を開く物語
6 私にとっての科学絵本―甲斐信枝さんに聞く

著者等紹介

甲斐信枝[カイノブエ]
1930年、広島県に生まれる。故清水良雄氏(光風会会員、童話雑誌「赤い鳥」の画家)に師事。紙芝居『雑草のくらし あき地の五年間』で第八回絵本にっぽん賞。第十七回講談社出版文化賞。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

181
よく見てごらん。視線を合わせて。雑草といわれる植物がきれいな花を咲かせているよ。太陽を浴びるために所狭しと葉を広げて靡いている。雨が続いたね。花を探しにいこう。この野原には小さな生きものが数え切れないほど暮らしている。その美しさを繊細で躍動感のあるスケッチと穏やかな言葉で織り成す甲斐信枝さん。秋が深まるこの頃、実がみのり種をこぼす。葉はつややかに花ひらしなやかに。冬が厳しいほど春に咲く。長ければ長いほど花を恋する。各々にひらいても、土の奥深くでつながっている。私たちは生きもの。少し大きいけど同じ生きもの。2023/11/25

がらくたどん

68
福音館の月刊「かがくのとも」「こどものとも」他の付録で挿入されている作者の言葉を中心に編集されたエッセー集。取り上げられた絵本はハードカバー化された物がほとんどでお馴染みだが、作者の言葉までは未読だったり忘れていたりなので感慨深かった。特に末章の「私にとっての科学絵本」で語られた、科学絵本を自然に誘う道具・人間を含めた生き物すべてを同じ生き物という目線で捉える習慣の入り口としていつか自分で自然の扉を押してほしいという願いは、作者の絵本に漂うごくごく控え目な擬人化に籠めた願いとともに共感する部分が多かった。2022/12/16

モリー

63
本を読むと、分かった気になってしまう。例えば、専門的な本で蜘蛛について調べれば、おそらく蜘蛛の生態を詳しく知ることができるだろう。何を食べるか、どれだけの期間なにも食べずに生きていられるかなどなど。しかし、本にはこんな記述は出てはこまい。もしも、蜘蛛にマグロの刺し身を与えたらどうなるかだなんて。甲斐信枝さんは、徹底した観察者であるばかりでなく、実験精神に富む方だ。畑を借り、すっかり除草した後、四年間も経過観察し続けるような実験を実行してしまうのだから。それに加え、小さな生き物たちへの共感力の高さが魅力だ。2024/01/01

クリママ

54
植物の絵本の甲斐信枝さんのエッセイ。あの写実的だけれど優しい絵の秘密はここにあったのか。小さいころから草をとても美しいと思い、比叡山の麓の畑を更地にして草に与え、そこで演じられる草のドラマを毎日のように観察し、写生する。小さな生きものたちを愛する気持ちがあふれ、はさまれる絵もとても素敵な本だった。2022/03/26

NAO

45
「こどものとも」「かがくのとも」には、子どもが小さいころ本当にお世話になった。「こどものとも」のお話も大好きだったが、「かがくのとも」の植物や動物の緻密な絵にはいつも感心させられた。特に、植物の絵が好きで、娘よりも自分の方が見入っていたと思う。この本には、そういった絵本の作者甲斐信枝の、絵を描くことになったいきさつや経過などが書かれている。「草を追って」という項では、春から夏、秋と草地の植物がどのように変化していくかが詳細に記され、空き地を5年間観察し続けたという「雑草のくらしを見つめて」も興味深かった。2025/06/23

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