内容説明
ペトロニーユは、天下無敵のかあさんねずみ。もちまえの根性と運のよさで120ぴきのこどもたちをピンチから救いだします。フランスの人気作家ポンティがおくるめっぽう不思議でゆかいな世界!読んであげるなら4才から、じぶんで読むなら小学校初級から。
著者等紹介
ポンティ,クロード[ポンティ,クロード][Ponti,Claude]
1948年、フランスのリュネヴィルに生まれる。ストラスブール大学で文学と考古学を学んだのち、パリに移住し、新聞、雑誌で挿絵の仕事をする。娘が生まれたのを機に絵本の仕事をはじめる。ルイス・キャロルを敬愛し、緻密で、ユーモアあふれる作品を数多くうみだす。2006年に業績全体に対してソルシエール特別賞を受賞するなど、フランスでは高く評価され、幅広い世代に人気がある。パリ在住
山脇百合子[ヤマワキユリコ]
1941年、東京に生まれる。上智大学フランス科卒業。実姉中川李枝子とのコンビで多くの作品を発表する。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
17
奇想天外でよくわからないストーリー。最初はなんかちょっと気持ち悪いなって思ったんだけど細かく描きこまれた絵はちょっとクセになりそう。他の方のレビューを見てアリスを探しました。2015/09/19
魚京童!
12
最初の太陽が素敵すぎる!2016/04/23
おはなし会 芽ぶっく
11
不思議な世界感、でも面白い。120ぴきの子ども達全員に名前があったり、ペトロニーユ(お母さん)の用意する哺乳瓶の吸い口に沢山の吸い口がついていたり、細かい所や登場する者たちのネーミングが面白かったです。大人数の読み聞かせには向かないですね。細部まで楽しんで欲しい絵本です。フランスのわらべうたを基につくられたのかしら?2019/09/18
ぱせり
10
母は無敵ですね。運も根性で呼び寄せてしまう。すごい。子どもたちのことを考えていたら大きな花になった、というのがいいな。花びら一枚一枚に子どもたちの名前が書いてある。120人分だろうか。数えない。「もりのほんべや」で夢中で読みふける女の子ってファージョンを連想しました。見返し楽しい。「みどりのねずみ」ってフランスのわらべうただったんだ~。2009/07/31
いっちゃん
8
冒険をしてるわけではないのに、そんな感じのワクワク絵本。場面、場面に不思議な生き物が出て来て面白い。2018/10/08