内容説明
じゃぐちをあけて、さあ、はじまり。水のふしぎな形がつぎつぎと生まれます。
著者等紹介
しんぐうすすむ[シングウススム]
新宮晋。1937年、大阪に生まれる。1960年東京芸術大学絵画科卒業。その後6年間のイタリア滞在中に立体作品を制作するようになる。風や水で動く屋外の作品は、アメリカ、イタリアをはじめ世界の美術館、広場や公園などに設置されている。兵庫県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seacalf
72
蛇口。当たり前のように見かけていた蛇口も非接触型のレバーに置き換わって、ほんの10年もしたら見かけなくなるかもしれない。我が家にももう既にレバー型しかないし。藝大出身の彫刻家新宮晋さんが描く無骨な昔ながらの蛇口からほとばしる水の変幻自在な様が面白い。真似して家で遊ぶとびしゃびしゃに濡れて大人はメソメソしてしまうので、屋外でキャッキャと楽しみたい。2021/09/01
momogaga
53
【おとなこそ絵本】子供の頃は、この絵本出ててくるような水遊びをやっていたな。久しぶりに童心に帰って台所のコップ、フライパンを使って水の変化を楽しみました。2021/10/31
ゆうゆうpanda
34
〈読み聞かせボランティア・対象1年生〉「じゃぐちをあけると…みずがでる」見開きの真ん中に水の帯。その配置、言葉のシンプルさ。潔い絵本です。「コップにあてると すべりだい」あら?雲行きが怪しい。「スプーンをいれると うちゅうせん」これはまずい。台所が水浸しです。子供には色々な体験をさせてあげたい。でも…「じゃぐちをしめて はいおしまい」と言った時、にっこり笑顔でいられるのはかなり難しいことだと思います。子供達は果たして実践してみるものなのでしょうか?こんな本を紹介されちゃ困るわ。なんて?ある意味問題作です。2015/08/30
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
34
小学校低学年くらいまで。科学絵本。絵が細かく書き込まれていいな。とてもわかりやすいし、この時期だと、水遊びにもつながる。2014/07/07
Kawai Hideki
33
蛇口から流れ出る水にちょっかいを出すと色々な形になるよ〜という絵本。無機質な絵だが意外と娘の食いつきはよかった。2014/02/22