内容説明
ある日、木でできた郵便受けにキツツキが穴をあけました。ハクセキレイの夫婦がその郵便受けを見つけ、中に巣をつくろうと決めたようです。枯れ草や髪の毛などをせっせと穴から運び入れる夫婦。郵便屋さんが手紙を入れようすると“チュッ、チュッ”と鳴いて大さわぎ。やがて“ぴいぴいぴい”とかわいらしい声がして…。
著者等紹介
スラトコフ,ニコライ[スラトコフ,ニコライ][Sladkov,Nikolai]
1920年~1996年。モスクワに生まれ、動物文学作家ビアンキの指導で、1952年から作品を発表。自然を温かな目で見つめた作品を多く残した
松谷さやか[マツヤサヤカ]
東京に生まれる。早稲田大学大学院露文科修士課程修了
はたこうしろう[ハタコウシロウ]
兵庫県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
26
郵便受けに卵を産み、子育てをしたセキレイのお話。息子は気に入ったようで「もう一回読んで」になりました。2021/09/21
しぃ
17
国語の教科書で鳥のくちばしでキツツキを習ったところで、さらにこの前公園で見かけた鳥を図鑑で調べて「セキレイ」かなーという結論を出していたばかりだったので、とても興奮していました。知ってる!っていうのは嬉しいよね。いい偶然で巡り会えて良かったです。2015/07/11
紅花
16
一年生に読み聞かせ。私の野鳥の講釈付き。そしたら、先生が図鑑まで持ち出して、盛り上がった〜素敵な先生だけど、定年退職が惜しまれます。2016/03/03
紅花
15
鳥好きにはたまらない一冊。コゲラが開けた郵便受けの穴に、ハクセキレイが巣を作る。それを見守る素敵な一家。2015/12/24
いっちゃん
13
こんな箱を置いたら飛んできてくれるかなぁ?自分の家の前に巣ができたら、毎日楽しみだろうな。2014/12/22