内容説明
もみじ舞い散るあやしい峠道。あやうし、ねぎぼうずのあさたろう!!いっぽう、道中ふと姿を消した弟分のにんにくにきちは今どこに?
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
絵本作家・イラストレーター。1947年埼玉県秩父に生まれる。長沢セツ・モードセミナーで水彩画とイラストレーションを学んだのち、雑誌「an・an」の「気むずかしやのピエロットのものがたり」でデビュー。絵本に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『妖怪絵巻』(童心社)、『ねぎぼうずのあさたろう その1』(福音館書店/第49回小学館児童出版文化賞受賞)、『おならうた』(絵本館)、挿絵の仕事に「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社/第11回赤い鳥さし絵賞受賞)、『桃子』(旬報社)などがある。絵本の読み語り講演などで、股旅姿で全国を渡り歩いている。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
128
ねぎぼうずも文章や話が長くなっているような気がします。子供はこのような物語を理解するのは大変なのではないかと感じます。山賊のまつぼっくり親分やからすうりの子分などが出てきて楽しめます。わたしのような大人が見ていても楽しめます。2017/04/13
izw
14
「ねぎぼうず あさたろう」シリーズ7。この巻は山賊が相手。山の中の茶屋でねむりぐすりで眠らされて捕らえられるも、追っかけてきたにきちに助けられて、大暴れ。山賊も改心して茶屋を営むことに、、、定番の流れで、あさたろうとにきちの旅は続く。2018/03/18
マッピー
12
前作では弟分のにんにくにきちがいなかったため、ひとりで無双をかましたあさたろうでしたが、今作では眠り薬を盛られて山賊・まつぼっくりのもんえもんにつかまってしまいます。が、タイミングよく帰ってきたにきちに助けられます。しかし、お頭を見限った、からすうりのきんぞうと、やまなしのごんじ。刀でお頭に切りかかる二人を見てみぬ振りできるあさたろうではありません。あさたろうに助けられたもんえもんは心を入れ替え、子分たちとちゃみせを始めることにしたのでした。めでたしめでたし…ってまだ続くよ。2023/10/23
おはなし会 芽ぶっく
12
小学校3年生の『読書カードを作ろう』の単元で、伝記絵本と物語絵本(秋に絞って)から1冊づつ読めるように選本し、授業時間にブックトークしました。 シリーズは口頭で紹介のみ。2020/11/04
遠い日
8
シリーズ再読、固め読み。人助けから、騒動に巻き込まれたあさたろう。だが、決して逃げないつ強い心が、悪党をも改心させる。にんにくにきちの助太刀もあって、まさに命拾い。いいコンビになったもんだ。2020/12/02