みつけようかがく たべることはつながること―しょくもつれんさのはなし

ローバー，パトリシア【作】〈Ｌａｕｂｅｒ，Ｐａｔｒｉｃｉａ〉/ケラー，ホリー【絵】〈Ｋｅｌｌｅｒ，Ｈｏｌｌｙ〉/ほそや あおい/くらた たかし【訳】

福音館書店（2009/05発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 21X26cm
• 商品コード 9784834023633
• NDC分類 E
• Cコード C8745

内容説明

あなたがつな（まぐろ）のさんどいっちをたべたとしましょう。あなたがたべたまぐろはなにをたべているのでしょう。ちいさいさかなをたべます。ではちいさいさかなはなにをたべているのでしょう…。このようにいきものはたべものでつながっています。いきていくためにたいせつなたべもののつながりをかんがえてみましょう。

著者等紹介

ローバー，パトリシア［ローバー，パトリシア］［Ｌａｕｂｅｒ，Ｐａｔｒｉｃｉａ］
児童書作家。児童向けの科学書を数多く手がけており、１９８７年には、アメリカで出版された最も優れた絵本の作家に贈られるニューベリー賞を受賞。アメリカ合衆国コネチカット州在住

ケラー，ホリー［ケラー，ホリー］［Ｋｅｌｌｅｒ，Ｈｏｌｌｙ］
絵本作家。ニューヨーク市生まれ。コロンビア大学で歴史学を専攻。パーソンズ美術大学で絵を学ぶ。アメリカ合衆国コネチカット州在住

ほそやあおい［ホソヤアオイ］
本名・細谷葵。総合地球環境学研究所研究員。早稲田大学大学院文学研究科修了後、英国・ケンブリッジ大学で博士学位取得。専門は植物考古学。奄美諸島やパプア・ニューギニアをフィールドとした、食の文化誌的研究にも取り組んでいる

くらたたかし［クラタタカシ］
本名・鞍田崇。総合地球環境学研究所上級研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。人間・環境学博士。専門は哲学・環境思想。ライフスタイルとの関わりから、環境問題の思想的意味を追求している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[匠]

葉っぱを食べる虫から始まる食物連鎖の仕組みをわかりやすく説くとともに、何と何が繋がっているか、助け合っているかを考えさせるところが良いと思った。敵対する者同士でも同じものを食べてたりする。平和を思うとちょっと感慨深いものを感じる。そしてあらためて植物の偉大さがわかる一文が嬉しい。毎日当たり前のように食べているものや、食事について大人も子どもも一緒に考えられる、とても良い絵本だった。

2013/06/24

[annzuhime]

図書館本。食物連鎖のお話。人間はいつだって食物連鎖の最後。だからこそ当たり前のように生えている植物や小さな虫を大事にしなくてはならない。食物連鎖において、一つのものが欠けると、全てが消えてしまう。分かりやすくて私が読んでいて楽しかった。借りた本人の三女（３歳）にはもちろん難しい内容。小学３年生になる長女は楽しそうにいろいろ話しながらよんでいました。

2022/04/04

[たまきら]

娘さんがすごくはまりました。食物連鎖をわかりやすくまとえてあるからでしょうか、入れ子式の絵をじっくり眺めてはワイワイ解説してくれました。そして今日、ようやく誕生日プレゼントの顕微鏡と標本プレパラート100種が届き、大興奮！…しかし今はすごいですね、スマホを取り付けてそこで見られるんですからねえ。親がはまってしまいました。

2020/06/12

[ぼりちゃん（旧 aiaimo`olelo）]

『たんぼレストラン』つながりで、食物連鎖を取りあげているこの絵本を読み聞かせてみた。でも、絵がいきいきと動いて見えなくて説明文が長い、どちらかというと説明文メインの絵本。小学生以上向けかもしれない。5歳の息子にはもう少し早かった。途中まで読み聞かせして、あとは母のみ読了。息子の良いタイミングの時に再会があれば嬉しいな。5歳5か月。

2020/08/25

[たーちゃん]

息子は「最後のこれはサメだね。ほら、やっぱりサメだった！」と言っていました。

2023/09/13