内容説明
「わんわんにゃーにゃー」と犬と猫が向かい合ってないていたら、あら大変、猫は犬の口の中に入ってしまいました。どうなってしまうのでしょう。
著者等紹介
長新太[チョウシンタ]
1927年生まれ。デビュー作の『がんばれさるのさらんくん』以来、独創的でユニークな絵本を400点以上発表した。1959年『おしゃべりなたまごやき』(以上福音館書店)で第5回文藝春秋漫画賞受賞。1961年イタリアの国際まんがサロンで国際漫画賞受賞。1981年『キャベツくん』(文研出版)で第4回絵本にっぽん大賞受賞。絵本、漫画、さし絵、装丁、エッセイなど幅広い分野で活躍。2005年没
和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。多摩美術大学卒業。グラフィックデザイナー、イラストレーター。本の装丁、ポスター、似顔絵などの仕事のほかに、絵本、エッセイ集など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みっくす
42
次男の記念すべき初絵本♪ まだ新生児なのでちと早いかもしれませんが。長新太さんのカラフルな絵が好き。内容はなかなかシュールでした。2016/02/23
Kawai Hideki
31
犬と猫が出会い、猫が犬の口に入って鼻から抜け、すれ違っていく人生劇場絵本。わんわん、という鳴き声が、途中でわふんわふんに変わるシーンに笑える。これも遺作らしく、しあげは和田誠さん。2014/03/16
たーちゃん
28
なんとも不思議でシュールな内容😅息子がわんわんと言いながら図書館で読みたそうにしていたので借りてきた。わんわんとにゃーにゃーを認識させるのには良さそう。2019/06/13
けんちゃん
23
図書館で。「プアー」と共に、長新太さんが亡くなる数カ月前に描かれたラフスケッチに和田誠さんが彩色した作品。長さんのナンセンスの度合いが、あかちゃん向けの絵本でもすでに全開で笑えました。これは読み手の方が先にウケてしまいそうです。2012/10/13
遠い日
15
長さんが生前に描いたラフスケッチに、和田誠さんが色をつけて完成させた作品だそうです。同様の成り立ちの作品に『プアー』がある。犬と猫がああなって、こうなって、わぁ大変だぁ!と思っていたら、長さんらしい展開が待っていた。なんでもあり!2015/12/24