感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
264
富安陽子・文、降矢なな・絵。山のてっぺんに住む、背高のっぽのやまんばと、娘のまゆ。ある日、彼女たちのもとに龍の親子がやってきた。やまんばは大人の龍に、そしてまゆは子どもの龍の背中に乗って空を大飛行、というお話。やまんばが全く怖くないというか、人畜無害なのは民話の文法からすれば、とんでもなく破格のこと。まあ、ファンタジックな冒険物語と割り切れば。絵は、なかなかにダイナミックで、龍の親子の飛翔の表現も上手いし、まゆの造形もいい。やまんばは、民話云々を脇に置いておくならば、これも悪くない。2026/07/19
KAZOO
137
かわいい感じの絵がかなり小さい子供向けの絵本なのでしょう。やまんば母さんとまゆが春になるとやってくる竜との交流を通じて季節感をうまく書いています。春が待ち遠しい感じがよく表れています。2017/04/13
がらくたどん
53
春を迎える大好きなお話。初春の雪山に細い雪解け道ができるころ、のっぽのやまんば母さんとやまんばの娘まゆの家にお客様がやってくる。張り切るまゆの可愛い事。お客は春の龍。樽いっぱいのヤマモモ酒を飲み干して春を迎える大仕事。今年は龍の子供もお手伝い。やまんばとまゆは龍と子龍に飛び乗って、空を駆け雲を集めて空気を揺らし雨を呼び「おきろー!おきろー!めをさませぇ」物語の勢いと構図の躍動感に読んでも聞いても眺めても引き込まれる作品。裏表紙、ああ、顔を出したね、蕗の薹。天ぷらにすると美味しいのだよね(笑)2022/03/09
パフちゃん@かのん変更
52
「まゆとおに」のまゆのお話。やまんばかあさん、カッコいいね。力持ちの親子が龍をもてなす準備をするのも見ものです。やまんばかあさんとまゆが大きな龍と子どもの龍に乗って春の雨を降らせます。早春のこの季節に読みたい絵本。2015/03/01
舟江
50
やっと、何故春が来るのかがわかった。次は、夏が来る理由を知りたい。hahaha…。2020/07/07
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