日本傑作絵本シリーズ
ニューワと九とうの水牛

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26X27cm
  • 商品コード 9784834022520
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

内容説明

むかし、むかし、山また山の深い山奥に、小さな村がありました。ある日の夕方、やせこけてぼろぼろの服を着た小さな男の子が迷い込んできました。村の人たちはかわいそうに思って、みんなでその子を育てることにしました。名前をニューワとつけました。村の九頭の水牛の世話をするのが、ニューワの仕事になりました…。中国桂林の美しい伝説をもとにつくられた絵本です。

著者等紹介

小野かおる[オノカオル]
東京生まれ。東京芸術大学油絵科卒業。1948年、北原白秋著『赤い鳥小鳥』(国民図書刊行会)がはじめての絵本挿絵。大学卒業後、「こどものとも」(福音館書店)第26号のM・フラック作・木島始訳の『くまさんにきいてごらん』が本格的な絵本づくりのはじまり。サンケイ児童出版文化賞など、受賞多数。現在も、壁画デザイン・モニュメントなどの立体作品を制作している。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ann

50
たまに絵本を読むと心が洗われる。絵がとてもロマンチック。2019/02/28

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
中国の伝説を基に作られた絵本。ある日村に迷い込んできた男の子はニューワを名付けられ育てられる。ニューワの仕事は9頭の水牛の世話。ニューワは水牛のエサを探しに山へ入っていく。2018/10/17

遠い日

6
中国は桂林の伝説を下敷にした昔話。小野かおるさんの絵に滲む中国の自然がすばらしい。孤児ながら、村人への恩を水牛の世話をまじめに果たすことで返すニューワの人柄が、このお話に膨らみを与える。神様とのやりとりは壮大で、スケールの大きなお国柄を彷彿とさせる。自分の幸せのみならず、仕事への責任感をちゃんと持ち、なおかつ村人の幸福も守ったニューワと姫のやさしさが光る。2015/01/29

紅花

4
不思議なお話。水牛を世話する心優しいニューワに起こる奇跡。お姫様とニューワと暮らす事になり水牛に起こる神秘的な出来事。水牛が居なくなって、困るであろう村に起こる異変が・・・理解出来ないかなぁ。最後は解説付きで・・・2014/10/17

いっちゃん

2
中国の伝説。いろんな絵本に出会って、だんだん日本らしさ、中国らしさ、韓国らしさなんかを感じられるようになってきた。国々の文化や風習で特色がでるんですね。これは、壮大な国の感じが絵によく出てた2013/12/26

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