内容説明
16歳になった魔女のキキのもとへ、ある日ケケという12歳の女の子が転がりこんできます。やることなすことマイペースで気まぐれな彼女に、キキはふりまわされます。不安、疑い…やがてあたたかな理解。ふたりの自立していく姿、キキの新たな旅立ちがみずみずしく描かれています。小学校中級以上。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年東京に生まれた。早稲田大学教育学部英語英文科を卒業、出版社に勤めたが、1960年ブラジルに出かけて2年間滞在、帰国後絵本・童話の創作をはじめた。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)でIBBYオナーリスト・文学作品、野間児童文芸賞、小学館文学賞を受賞。1984年には路傍の石文学賞を受賞。神奈川県在住
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。上京後、SF・ファンタジーのさし絵を描きはじめ、後に児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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