内容説明
ある日、お姫さまと５人の友だちが、クロヤマアリの巣を掘り返していると、中から小さな仙人が出てきました。お姫さまたちは、アリと同じ、１センチの大きさになって、仙人とともにアリの巣の中を探検します。アリの幼虫を見たり、サムライアリに襲われたりしながら、探検は続きます。アリが育てるチョウとは？女王アリの秘密とは？身近な虫、アリのふしぎな生態をお楽しみください。
著者等紹介
秋山あゆ子［アキヤマアユコ］
１９６４年、東京に生まれる。１９９２年より「月刊ガロ」（青林堂）に、主に虫を題材とした漫画を発表。東京都在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mug
49
仙人の不思議な力で小さくなった姫ぎみたちが、アリの巣の中を探検する。子どもたちの質問に、丁寧に説明をする仙人。アリの巣は土の中で何部屋にも分かれている、程度の知識しかなかった私には発見だらけ。「へぇ～😲」「そうなんだ😲」「えぇ～、知らなかった～😲」が止まらない(笑)2021/01/28
ほんわか・かめ
18
“くものすおやぶん”や“みつばちみつひめ”の秋山あゆ子さん作。アリについて知らないことが沢山！クロヤマアリの幼虫をさらうサムライアリ。クロオオアリの巣の中で育つクロシジミチョウの幼虫、などなど。仙人が姫君たちに教える形式だけど、導いたり問いかけたりして、姫君たちに考えさせているのもGood(≧∇≦)b あの複雑なアリの巣、そういえば真っ暗闇なんだよな〜(そんな初歩的なことにも思い至らなかったわ汗)2021/06/09
遠い日
14
秋山さんらしい虫愛づる姫君のお話。こんな贅沢な探険する姫と仲間たちが羨ましい。アリの暮らしぶりが詳しく描かれる。クロオオアリとクロシジミの関係にびっくり！2016/02/20
いろ
13
【母(私)だけ再読：初読は2014.3】夏休み，様々な自由研究に取り組んだ７歳男児。何故か夏休み終わり間際に「アリの巣キット」をセッティング。あまりお世話する意欲はなく，キットは成功しなかったけれど，アリへの興味が盛り上がっているようなので，アリの科学絵本を！と借りる。虫大好きお姫様と友達が，小さくなってアリの巣探検！という物語仕立ての科学絵本。コミック学習本みたいに楽しく読めるので，息子すっかりお気に入り。体が小さくなるのではなく，耳から小さい本人が出て来るところに，父(夫)驚きつつも大ウケw2015/10/13
Misa
10
虫めづる姫君（権中納言物語）だ～っと思える登場人物が、私好みでした。でも、内容はしっかり科学絵本です。小さくなってアリの巣を探検しながらアリの生態について、しっかり解説してくれます。2013/10/28
