内容説明
近年、私たちの食生活は大きく変わりました。でき合いの惣菜やお弁当、インスタント食品に頼ったり、外食で済ませたり、家族が別々に食事をとることも多くなりました。そうしたなか、家庭で親から子へ、大切な食の知識や知恵、文化を見せて伝える時間やゆとりもまた、失われつつあります。必要に応じて自分で食材をしっかり選び、自分で作れる「食の自立」=「生きる底力」が、今、不可欠です。料理の知恵やコツ、レシピが盛りだくさんのこの本は、いわば親から子へのことばに代わる料理のアドバイス集です。少年少女から大人まで。
目次
料理ことば110番
料理道具
食材入門
調味料
飲みもの
食の安全と健康
お楽しみクッキング
資料編
著者等紹介
おちとよこ[オチトヨコ]
越智登代子。1952年、北海道札幌生まれ。高齢者、教育、育児、暮らし、それにまつわる家族、女性問題を中心に、新聞、雑誌などに執筆。講演やシンポジウム、テレビなどにも出演している。横浜市在住
平野恵理子[ヒラノエリコ]
1961年、静岡県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
65
図書館本。 豆腐を凍らせるとすが立つ…。小学校の自由研究で牛乳やら豆腐やらを凍らせたなぁ。凍った豆腐は高野豆腐ですね。高野の中心で哀を叫ぶ(気温はもちろん氷点下、ビール瓶もキンキンに凍ってしまうようです)。チンゲンサイって新顔野菜なんだ(2006年出版)。チンゲンサイの種まきしたので育ったらクリーム煮を試してみよう。2025/09/12
アズル
21
大学進学やなにかで、一人暮らしを始めるときに持たせたい本でした。そういう年齢のいとこなどはいませんが、むしろ私が誰かから贈って欲しかったです。いつでも手に取れる棚に入れることにしました。2015/02/09
アズル
15
コーヒーの淹れ方は、ちょっと…。えのきだけのホイル焼き、やってみたいです、すごく簡単!2015/07/12
奥山 有為
12
子供向けなのにすごい!毎日お家で料理を作る生活なのに知らなかったことが沢山ある...。ぼちぼち読んで勉強します。2017/02/25
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
10
料理にスポットをあてたもの。イラスト入りで分かりやすく、料理初心者の入門書としても最適な一冊。知らない事もいつくかありました。これも一冊常備したい。2015/10/15