内容説明
ある山寺で、ずいとんという小僧さんが、和尚さんから留守番を頼まれた。お経をあげていると、どこからともなく「ずーいとん、ずーいとん」と呼ぶ声がする。
著者等紹介
日野十成[ヒノカズナリ]
1942年、岩手県に生まれる。新聞記者、雑誌記者、建設会社従業員などを経て、子どもの本関係のフリーライター。東京在住
斎藤隆夫[サイトウタカオ]
1953年、埼玉県に生まれる。絵本に『まほうつかいのでし』(第42回小学館絵画賞受賞)(福音館書店)などがある。長野県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
58
ずいとんさんはお寺の小僧さん。和尚さんが留守中、御本尊にお経をあげていると、庫裏から「ずーいとん」という声がする。狐のいたずらだと分かってはいるが、御本尊が二体になっている。さて、本物はどっち?お経をあげると嬉しくて舌を出す方が本物だとずいとんさんが言うと、狐は騙されて舌を出してしまった(笑)2024/04/29
chiaki
35
寝る前の読み聞かせ。長女が大好きな1冊。和尚さんからお寺の留守を預かり、ご本尊さまにお経をあげておくように頼まれたずいとんさん。繰り返されるきつねのいたずらに気付いたずいとんさんは、きつねを懲らしめるために…。なるほど、ずいとんさん賢いのと、きつねの表情がいい!読み聞かせでは、途中「庫裡=寺の台所」の説明が必要。2020/12/19
退院した雨巫女。
16
《図書館-返却》狐もタジタジだね。ずいとんさん、名僧になってね。2013/11/01
ヒラP@ehon.gohon
13
仏像に化けたきつねを見つけるにはどうしたらいいか、ずいとんさんの作戦が見事に当たって、楽しい絵本になりました。 でも、きつねが「ずいとん、ずいとん」と呼びかけたのはなぜなのか、きつねに化かされたような気がしました。 絵がとても良いだけに、ちょっと残念さが残りました。t2018/03/02
志
12
久しぶりの読み聞かせで。タイトルには覚えがありませんでしたが、知っているお話でした。あまり難しい言葉もないので小さな子でも楽しめます。2015/10/15