著者等紹介
秋山あゆ子[アキヤマアユコ]
1964年、東京に生まれる。1992年より『月刊ガロ』(青林堂)に、主に虫を題材とした漫画を発表。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
133
虫の世界の捕り物長の話です。若干親分子分が蜘蛛のせいか不気味な感じがします。蜘蛛の糸で準備したりあるいは繭の入れ物とかかなり工夫した物語で絵を見ているだけでも楽しくなります。2016/07/23
さつき
73
虫好きの息子と一緒に。様々な虫達が江戸時代風の生活をしている。この世界観が面白いです。「お坊さんはセミなんだね」「アゲハチョウはやっぱり派手だね」「芋虫も着物を着てるー」など…息子はストーリーよりも和服を着た虫達の様子に釘付けでした。クライマックスのかくればね探しも楽しんでました。虫達のキャラクターがピタリとハマっていて楽しい作品です。2020/07/20
しぃ
39
表紙とタイトルからイメージしたのは、どことなく渋いものだったんだけど、いやいやびっくり。時代ものには違いないけど、カラフルでほんわかした絵に探し絵要素まであって、ストーリーはちょっとハラハラもして。すごくよかったです。わたしはすき!2020/05/23
あたびー
36
いろんな虫が住んでる、お江戸によく似た虫のまち。春祭の前日、蟻のお菓子屋さんに大胆な犯行予告!くものすおやぶんと、子分のはえとりのぴょんきちの大捕物なのです。いろんな虫たちをひとつひとつ鑑賞。秋山あゆ子さんの作品は本当に楽しいのです。小さいおっかちゃんに手を引かれた蛆虫坊や。タガメの魚屋さん。クワガタの相撲取。亀柄の着物のカメムシ…怪盗かくればねがどこに隠れているかな?とお子さんと一緒に探したり、どんな虫がいるかな?何しているかな?と何度でも楽しめそうです。2021/10/04
かおりんご
35
読み聞かせ(81)結構知っている子が多くてビックリ。隠れているの「かくればね」を探すには、全員の前でも読み聞かせは無理があったかも?2016/06/14