内容説明
カラスの行動にはふしぎがいっぱい!カラスは、童謡にうたわれるなど、昔からしたしまれてきました。巣の材料をくふうしたり、食べものをたくわえたり、道具をつかったり、すべり台などで遊んだりします。カラスのかしこさ、ふしぎな行動はかぞえきれません。近くにいるカラスについてもぜひ観察してみてください。読んであげるなら4才から。自分で読むなら小学校初級むき。
著者等紹介
からさわこういち[カラサワコウイチ]
1943年群馬県に生まれる。高校の生物教師をへて、現在は執筆や講演、自然観察など幅広く活躍。都市鳥研究会代表としてカラスやツバメなどの都市鳥研究にたずさわっている。埼玉大学教育学部で「自然観察入門」を担当している
たにうちつねお[タニウチツネオ]
1953年和歌山県に生まれる。78年から89年まで渡米、ポスターやカードなどの制作で活躍。紙を素材とした彫刻を中心にした現代美術が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
26
カラスっておもしろい。近所のカラス数羽を区別して観察できるようになった母子ですから、こういう本たまりません。今朝たまたまピタゴラスイッチで針金ハンガーの工場映像が出てきたんですが、父「近所の工場だったりしてな」母子「カラスがみたら大喜びだよね」ははははは!2018/10/24
shiho♪
20
幼児向けの絵本を次男と読む。 身近な鳥ながら、悪役感ありすぎて子どもたちにとってはあまり生態を知らないかもしれませんね。 カラスの賢さが存分に伝わる絵本。巻末にはもっと詳しく解説されているので、小学生にはこちらを読むのもおすすめ。 谷内さんの貼り絵も、紙質の違いをうまく表現していて、子どもと堪能しました。2022/02/07
メープル
12
カラスは賢いなぁ。カラスの生態がわかりやすい言葉で簡単に描かれてる。小さい子でも理解できるだろうなぁ。切り絵がまた良い味を出してます。2022/02/01
はる
12
買い本(リサイクル)針金ハンガーをくわえて飛んでいくカラスを初めて見たときには、ほんとうにびっくりだった!公園で木の枝とハンガーでオブジェのような巣を見たときには、思わず見とれてしまいすべり台の上まで登ってしまった。(もう巣立ち前の、親鳥とかわらぬヒナ?がひしめいていた)街のカラスはたくましい。「ブト(嘴太)か?ボソ(嘴細)か?」って尋ねると返事するときがあるものね。貼り絵も味わいがあるし、今度小学生に紹介してみようっと。解説もあるので中学年でも使えるかも。2015/06/01
いっちゃん
10
カラスの賢さにびっくり。道具を使うだけでなく、人間の行動も利用するなんて!すごい。2017/04/20
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