著者等紹介
ウルグンゲ，オノン［ウルグンゲ，オノン］［Ｕｒｇｕｎｇｅ，Ｏｎｏｎ］
１９１９年、内モンゴルに生まれる。東洋大学専科卒業。米ジョンズ・ホプキンズ大学研究員などを経て、現在ケンブリッジ大学モンゴル・内陸アジア学研究所主管。英国在住
唐亜明［トウアメイ］
１９５３年、北京に生まれる。新聞記者を経て中国音楽家協会に勤務。８３年来日。早稲田大学文学部卒業、東京大学大学院修了。現在、出版社編集者の傍ら、大学の非常勤講師を務める。絵本『ナージャとりゅうおう』（講談社）で講談社出版文化賞絵本賞。東京都在住
チュールテミン，ムンフジン［チュールテミン，ムンフジン］［Ｔｓｕｌｔｅｍｉｎ，Ｍｕｎｋｈｊｉｎ］
１９５３年、モンゴル国に生まれる。モスクワ美術・産業デザイン学院卒業。モンゴル美術家連盟所属。野間国際絵本原画コンクールで次席を受賞。ウランバートル在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぼんくら
16
モンゴルにくらす少年の初めての狩りのお話。冬の日、おじさんと父親について鹿狩りに出かけた少年は、おもいがけない獲物を手にします。雪におおわれたモンゴルの大草原が力強く描かれています。2013/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
<こどものとも世界昔ばなしの旅 ２７>モンゴルの少年バートルは、お父さんに頼んでシカ狩りに連れていってもらう。お父さんのように！と勇むバートルの心をお父さんは鎮め、草原の厳しさと動物たちのことを学ばせる。 『小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。４年生①『はじめてのかり』－②『ほね』2018/10/29
ツキノ
11
（Ｅ-548-173）世界昔話の旅シリーズ。モンゴルの大草原に住むバートルのはじめての狩り。いのししがとらとの決闘に備える姿、夜中の勝負は引き分け？どちらも凍え死にというなんともいえない結果。本筋はしかの狩りなのだけれど、こちらの方がインパクト大。2018/12/22
じょうこ
8
表紙絵に惹かれて。６～７歳と思われる少年の人生に色濃く残るであろう、狩りの旅二夜のお話。大自然の中で皆が生き残るために繰り広げる、獣たちの葛藤とそれらがもたらす人間の生きる道が描かれる。グリーンの色相、夜の表現など絵も魅力で横長のサイズを広げるとモンゴルの風が吹いてくる。大人になってしまった私だって、これからこんな「はじめてのかり」をしてもいいかもしれない…と思う感動作。ちなみに４歳男児２人別々にこの絵本の表紙を見せたら、ノーサンキューでした。少年老いやすく…だから、いずれ読もうね。巻末楽譜で歌付き。2024/03/10
さよ
8
迫力のある話だった。いのししと、とらとのぶつかり合い！イメージするだけで圧倒される。2023/03/02
