著者等紹介
モンテネグロ,マリオ[モンテネグロ,マリオ][Montenegro,Mario]
1952年、ニカラグアの首都マナグアに生まれる。中学校卒業後、子どもの歌、お話、詩を書き始める。20代の終わりに子どもと若者のための演劇学校(キューバ)で学ぶ。国民的シンガーソングライターで、その歌は大人から子どもまで幅広く愛されている。ヨーロッパ各国の国際的な演奏会、フェスティバルにも数多く参加。画家でもある
マラディアガ,オルガ[マラディアガ,オルガ][Maradiaga,Olga]
1951年、ニカラグア北部チナンデーガの貧しい農家に生まれる。14歳で結婚。10人の子どもの母となる。1979年のニカラグア革命のころ、民衆の芸術活動が盛んになり、その流れの中で絵を描き始める。離婚、再婚を経て現在は、11人の母となる。ニカラグアの素朴画を代表する画家として活躍している
まつもととおる[マツモトトオル]
松本徹。1951年、山口県下関市に生まれる。出版社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
32
絵本専門図書館で見つけた本。こちらは全然、知らない物語でした。大事な驢馬の結婚式のお祝いとしてテーブルクロスを刺繍していたエングラシアおばちゃん。しかし、ある日、裁縫道具が見つからなくなってしまった!結婚式まで残り僅か。裁縫道具を持って行ったのは誰か、そしてテーブルクロスは無事に間に合うのか!?予想外の出来事にパニックになり、泣きわめくエングラシアおばちゃんの顔が強烈!そりゃ、動物たちも探すのを手伝うわ・・・。でもそれが塞翁が馬になりましたね。みんなのおかげでとても素敵なテーブルクロスができあがったよ!2025/09/01
みーなんきー
14
ルソーが描くような原色で実直な絵が魅力的。エングラシアおばあちゃんは、結婚式のお祝にテーブルクロスに刺繍をする。でも、途中で、針と糸が無くなり、嘆く。その泣き顔も強烈。刺繍が完成し、新郎新婦が喜ぶが、読者はまた、その人たちにも驚く事になる。2015/05/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
<こどものとも世界昔ばなしの旅 16> ニカラグアの昔話。自分のロバの結婚のお祝いに、テーブルクロスを作ろうとしかが、道具が見当たらない。結婚式は刻一刻と近づいているのに。やっと見つかった道具でガンバルエングラシアおばあちゃん、そして動物たちも手伝ってくれて…。2024/10/28
遠い日
3
「こどものとも世界昔ばなしの旅II」シリーズ16。ニカラグアの昔話。ロバの結婚式が迫る中、お祝いに刺繍を施したテーブルクロスを贈ろうと励むエングラシアおばちゃん。もう仕上がるという時になって、針と糸が見つからない。たくさんの動物たちも探すのを手伝ってくれて、てんやわんや。勝手に針と糸を使った犯人が名乗り出て、一件落着。そこからのみんなの協力が本当にすばらしかった。見惚れるようなテーブルクロスが出来上がったのです!2025/05/14
elfee
3
エングラシアおばちゃんキョーレツゥ!!ユニークで面白くて素敵。涙がね、目頭から出るのね。日本人は目じりから涙がでる絵を描くよね。絵の色使いが鮮やかで、大好き。「ちびくろサンボ」を思い出す色使い。4歳息子、くものマチルデのセリフの意味が理解できなかったらしく、何度もたずねられました。2012/09/27
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